第9回スト2HD10先イベント「ハジ(ディージェイ)vs SUB(バイソン)」を行いました。
今回はその振り返りを行っていきたいと思います。

なお、これまでのスト2HD10先イベントの結果についてはこちらの記事をご覧ください!

大会動画

今回の10先イベントについて、予定通り4月25日(土)に試合を行ったのですが、録画の不具合が発生して動画撮影ができておらず、LIVE配信のみでのお届けとなってしまいました。

協議の結果、動画として残すために後日再試合を行うことに決定しまして、5月23日(土)に再試合を行ったものをアップロードしております。

ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。

試合の流れ

ディージェイvsバイソンのカードは、昔はバイソンの圧倒的な火力が理由でバイソンが大幅有利の意見が大きかったのですが、スト2の魔窟と言われる中部でディージェイ側の攻略がかなり進んだことで、今はディージェイが少し有利とされています。

ポイントとなる部分を取り上げていきます。

小エアスラモード

ディージェイが有利とされる大きな理由の一つがこの「小エアスラモード」で、中間距離で小エアスラを一度撃てた時点でバイソン側はかなり窮屈な状況に迫られることになります。

まず小エアスラに対してバイソンがヘッドで抜けた場合、事前にディージェイが前歩きしているとヘッドの隙にスライディングが反確となり、ダウン+起き攻めがついてきます。

一方、バイソンがディージェイの前歩きを読んでヘッドで抜けずにガードするという選択肢を取った場合、ディージェイ側は前歩きをしているので後タメが消えていることになり、その隙に突進技を撃てることになります。

しかし、ディージェイ側も安易にヘッドでエアスラを抜けるはずがないと読んだ場合、後タメを維持しながらスライディングを先出しして間合いを詰めることで、再度中間距離で小エアスラを撃つことができ、エアスラガードの分だけ陣を1回押せることになります。

このことから、バイソンはエアスラの壁をかいくぐるために優秀なスパコンであるクレイジーをいち早くためるために小ヘッドで弾を抜けたいにもかかわらず、安易な弾抜けはスライディングで狩られるために様子見せざるを得ない状況が続いてしまい、ガードで耐えようとしてもそれを読まれるとスライディングで距離を詰めながら再度エアスラを撃たれて状況が改善しないというもどかしい状況が続くわけです。

さらに、ディージェイ側が後ろにまだスペースがある場合、仮に小エアスラ後の前歩きに対してバイソンがガードを選択して読み勝った構図を作っても、バックジャンプで再び距離を開けてエアスラモードを継続することができますし、そのバックジャンプからエアスラを撃つ隙を見計らって追いかけるようにダッシュグランドアッパーで近づいても、遠距離からのダッシュグランドアッパーは見てからしゃがみ小Pで止めることができ、再びディージェイがペースを握りやすい構図となります。

バイソンの勝負の間合い:開幕の位置~内側

バイソンは前述のとおりエアスラの壁をかいくぐるのが非常に困難ではありますが、一瞬のスキを見てダッシュグランドアッパーによる貫通を狙ったり、リスクは高いもののエアスラ読みでヘッドを狙ったりすることでなんとかダウンを奪うことができます。

また、試合開始時か必ずバイソンの勝負の間合いからスタートします。

このときにいかにダメージを取れるかがバイソンの腕の見せ所です。

バイソンは近距離では持ち前の火力の高さで一気にダメージを奪うことができ、エアスラに対して遠距離立ち大Pで相打ちを取ったり、ディージェイのスライディングによる切り返しをしゃがみ中Kで潰したり、突進技や弾抜けヘッドで読み合いを回しながらプレッシャーをかけたり、大ダウンを奪った際の近距離の起き攻めとしてしゃがみ中K埋めから投げと打撃の2択を仕掛けることができます。

ただ、ディージェイにも返し技が存在し、強力な置き技であるしゃがみ中Kは発生は遅いものの出さえすれば先端に食らい判定がない&ヒットするとダウンさせることができるので、バイソンの突進技やしゃがみ通常技に対して相性が良く、ダウンを取れれば陣を押し返して得意なエアスラモードを再開することができますし、今一つ踏み込めないバイソンがエアスラに対して相打ちを取ろうと遠距離立ち大Pを振るのを読んで様子見していた場合、技の空振りにスライディングが反確でヒットし、起き攻めを仕掛けることができてしまいます。

バイソン側が勝負できる間合いに入れても、まだディージェイ側に最終防衛ラインが残されている部分が非常に厳しいと言えるでしょう。

ディージェイのめくりからの起き攻め

ディージェイのめくりからの起き攻めはバイソン戦でも非常に有効に機能します。

ただ、バイソンは立ちガードポーズの判定が特殊なものになっている影響で、順飛び(コンパネの位置側から飛ぶ)は表裏を振りながらめくれるものの、逆飛び(コンパネの逆位置側から飛ぶ)では高打点による正ガード表落ちor裏落ちしかできず、最初から逆ガードを入れられると飛びがスカってしまいます。

このため、基本的にディージェイは順飛びの状況では積極的にめくりを仕掛け、逆飛びの状況では表からの安飛びを仕掛けるようにし、どうしても逆転しようとめくりを仕掛ける場合は逆ガード安定をにおわせた高打点飛びを仕掛けます。

なお、バイソン側は表裏の見えにくいめくりに対してヘッドで暴れる選択肢もあるのですが、これは大ダウンか小ダウンかによって状況が変わります。

しゃがみ中Kやスライディングによる小ダウン時は基本的に間合い調整なしではめくれないので、厳密にめくりを起き上がりに重ねることが難しく、この状況でのリバサヘッドは表側に出るので逃げることが可能です。

一方、ジャックやエアスラ空中ヒットなどの大ダウン時は間合い調整する時間が十分あるので、表裏の見えづらいめくりを起き上がりにきちんと重ねることができ、この状況でリバサヘッドを出しても裏側に出てしまって着地の隙に反確となってしまいます。

総評

今回は、対戦相手であるSUBさんからの強い希望を受けてディージェイvsバイソンの10先イベントを開催しました。

このカードは実機の世界に本格的に参入してから最も自分が成長できた組み合わせだと自負しており、協力してもらったすべてのプレイヤーのためにもバイソン戦はどうしても負けられない思いがあった中での10先勝負となりましたが、今回きちんと結果を残すことができてほっとしています。

イベント開催にあたって熱い思いで参加表明をしてくださったSUBさんには心から感謝を申し上げます。

ディージェイのエアスラモードでかなり長時間にわたって窮屈な立ち回りを余儀なくされる組み合わせとなっており、バイソン側がそれをかいくぐるのは非常に困難となっていますが、それでも読みをしっかり回すことができればきちんと根拠のある貫通を狙うことができ、バイソンの得意な間合いで一気にダメージを奪うことも可能です。

バイソン側が非常に難しい組み合わせだとは思いますが、ディージェイ側も徹底してエラスラモードを作れているプレイヤーは個人的にそこまで多くないと感じており、ディージェイ側もバイソン側もお互いやりがいのある組み合わせだと思いますので、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいと思います。

今回もイベント開催にあたってたくさんの方にイベント告知を拡散していただき、またご視聴くださいましたことに深く感謝いたします。本当にありがとうございました!

スト2HDでのイベントについては今後もできる限り間を空けずにまた行っていきたいと思います。
内容が決まり次第また告知させていただきますので、そのときはぜひ拡散およびご視聴の方よろしくお願いいたします!