8月11日にスト2の全国大会X-EST 2019が開催され、自分も参加してきました!
去年のX-EST 2018で大会デビューを果たし、今回がちょうど2年目の大会となります。
前回は予選ブロック1回戦敗退という悔しい結果だっただけに、絶対結果を残そうと決意を新たにして頼れるチームメイトを自ら選んでチームを結成して大会に臨みました。

今回はその時の様子と結果を振り返って行きたいと思います!

参加人数

前回の大会を上回る事前エントリー48チーム144名、当日エントリー4チーム12名、計156名の参加となり、非常に大人数での大会となりました。
20年以上も前に出たゲームが年々大会参加人数を伸ばしていることは本当に驚くべきことで、スト2が対戦型格闘ゲームの原点と言えるゲームで多くのプレイヤーに愛されていることがうかがえますね!

出場チーム:黄一色

チーム名「黄一色」
ハジ(ディージェイ)/セオ(チュンリー)/アラバマ(バイソン)

大阪、東京、北海道の若手世代の実力派プレイヤーで構成されたチームです。
セオさんもアラバマさんも過去に実際に対戦してみてすぐにポテンシャルと攻略レベルの高さを感じた強豪プレイヤーで、いつか大会で組んでみたいと思っていたのですが、今回自分の誘いに快くOKをいただけて本当にうれしかったです。
大会前に軽く野試合を見たりお互い対戦もしたりしたのですが、期待を全く裏切らない強さですでに自分の中でワクワク感がどんどん大きくなっていき、満足のできる大会になりそうだと期待に心を膨らませながら大会に臨みました。

予選ブロックのトーナメント表

大会前日の抽選の結果、上記のとおりとなりました。

なお、当日枠の勝ち上がりチームは、

チーム名「ムーディ・ブルース」
ノグチ(バルログ)/博士(ダルシム)/VIPER(ホーク)

となりました。

Aブロックの有力チームは「増税前の刹那」、Bブロックの有力チームは「週刊連載始めました」、Cブロックの有力チームは「武装戦線 part2」、Dブロックの有力チームは「Category 7A」といったところですが、他にも強力なチームが多数存在しています。

我らが「黄一色」はBブロックの右側のシード枠に配置されており、「45°90°180°」と「1982年度組」の内勝ち上がったチームとの初戦という形となりました。
各ブロック1、2位のチームが決勝トーナメント進出となるため、自分たちは初戦さえ突破できればおそらく次戦も突破できて決勝トーナメント進出にかなり近づくだろうというところで、初戦のチームがどちらになるかがポイントとなりました。

大会動画

1回戦(動画4:46:25~)

チーム内での事前の作戦会議で、「45°90°180°」のメンバーの1人であるコエモンさんのフェイロンとは正直当たりたくないというのは全員共通の認識でした。
やはり大会一発勝負でのフェイロンの怖さがあることと、コエモンさんが最強クラスのフェイロン使いというのもあって、あっさり倒されることも十分ありえます。
しかし、結果的に「45°90°180°」チームにキャラ相性の良い「1982年度組」が勝ち上がり、自分たちの初戦の相手チームは「1982年度組」となりました。

ピロシ(本田)/カネコ(ガイル)/tomo(リュウ)

という相手チームの構成ですが、逆にこのキャラ構成に対しては自分たち3人全員が相性的に十分戦えることと、カネコさんのガイルが先鋒に来ると予想して、自分たちはアラバマさんのバイソンを先鋒に出すことにしました。

しかし、予想を裏切る形で相手チームが先鋒で出したのはピロシさんの本田で、本田の使いどころとしては相手の望む展開になってしまってちょっと嫌な感じだったのですが、きっちりと倒してくれました。
その後は自信があると言っていたリュウ戦とガイル戦をしっかりとこなしてくれて、先鋒3タテで初戦突破となりました。

2回戦(動画6:15:20~)

2回戦から2台進行で行われた影響で、配信に映ったのは途中からになっています。
相手チームは「超VFストⅡ部」

ゲームセンター嵐(チュンリー)/悟李羅☆影助(Sサガット)/大黒茶(Sホーク)

バーチャファイター勢で構成されたチームと言うことで、事前データはほとんどなかったので結構ハラハラしながら試合に臨みました。
今回こちらの先鋒はセオさんのチュンリーだったのですが、スト2現役勢かつ関東トップクラスのチュンリー使いとしての貫録の力を見せつけて見事に3タテして2回戦も無事突破し、これでひとまず決勝トーナメント進出が決定しました!

ともあれ、最近他ゲー勢のプレイヤーがこうして大会に参加してくれることが増えている感じで、大会を盛り上げる一端となっているのは本当にうれしいことですね!

ブロック決勝(動画6:41:46~)

こちらについても配信に映ったのは途中からとなっています。
予選ブロックの1位通過と2位通過は大きな差があり、1位通過のチームは決勝トーナメントで2位通過のチームを事前に選んで戦うことができること、コンパネ選択権があること、2位通過のチームは先鋒固定で事前に申告して戦い抜かなければならないなど、さまざまな点で1位通過のチームが有利となります。

相手チームは「週刊連載始めました」

MAO(バルログ)/えど(チュンリー)/ニシオ(ベガ)

EVOチャンプであり最強バルログ使いのMAOさん率いる強豪チームですが、えどさんとニシオさんは自分と同じ関西プレイヤーということで、普段からよく対戦していることもあってデータが頭に入っていることと、まだ自分だけ試合していないというのもあったので、先鋒は自分のディージェイで試合に臨みました。

まずニシオさんとえどさんはこれまで対戦してきたデータを頼りに撃破。
最後のMAOさんが最難関の砦なのですが、自分もバルログ戦をさぼっていたわけではなく、関西でだんじりさんやふじもんさんに稽古をつけてもらっているので、その経験を生かそうと粘り強く戦いました。
最後MAOさんがなぜか唐突に前ジャンプをしてきたところをきっちり対空してなんとMAOさんも倒し、ブロック決勝も3タテで勝利という出来すぎな内容で決勝トーナメント進出となりました!

決勝トーナメントの組み合わせ

1位通過の4チームが事前にじゃんけんで勝った順番にくじびきを引き、番号の若いチームから好きな2位通過のチームを指定することができます。
今回自分はじゃんけんで最初に負けたので一番最後にくじを引くことになり、なおかつそのくじの番号が一番最後だったので実質指定することができず、運悪く優勝候補筆頭と言われる「武装戦線 part2」と当たることになりました(汗)

決勝トーナメント1回戦(動画7:21:04~)

2位通過チームである「武装戦線 part2」は先鋒をゴトーさんのリュウで固定している状態です。
アラバマさんのバイソンかセオさんのチュンリーか非常に悩ましいところだったのですが、バイソンを相手チームの鬼門である四代目さんのSサガットのために温存したかったので、先鋒はセオさんのチュンリーで試合に臨みました。

両者1本ずつ取っての3ラウンド目でボタントラブルが発生して一時中断となり、ラウンド補正(負けた側が次のラウンドで攻撃力が上がる)の状況を再現するために1ラウンド目セオさん→2ラウンド目ゴトーさんが取って、セオさんが攻撃力が上がった状態で3ラウンド目を再開。
しかし、ゴトーさんの神がかった攻めで3ラウンド目を取られ、先鋒のセオさんを失ってしまいます。

自分たちのチームは2人目としてキャラ勝ちしているアラバマさんのバイソンを投入。
このアラバマさんのバイソンがとにかく強く、鬼のようなゲージ回収と土壇場での仕掛けをことごとく通し、ゴトーさんのリュウを撃破し、続くオペマイさんのバルログも見事撃破します。

相手チームの大将は鬼門となる四代目さんのSサガット。
ここでもアラバマさんの正確かつ大胆な仕掛けがうまくハマり、四代目さんを確実に追い詰めていきます。
しかし、四代目さんも冷静にしっかりと対応をし、最終的には僅差で四代目さんのSサガットがアラバマさんのバイソンを倒します。

大将として自分のディージェイが出ます。
泣いても笑ってもこれで勝負がつくという試合。
ディージェイでSサガット戦は相当辛いのですが、事前にいろいろ試してSサガット戦におけるいくつかの武器を用意しているので、それがうまくハマれば倒せる可能性は全然あります。
しかし、基本のグランドタイガーをジャックで避けるモードの精細さを欠き、ペースが握れないままどんどん体力を奪われ、用意してきた小タイガー対策のスラキャン小ソバットも機能させることができず、何もできずに倒されて決着。

自分たちのX-EST 2019は決勝トーナメント1回戦敗退となりました。

大会結果

大会優勝は下馬評通り「武装戦線 part2」となりました。
おめでとうございます!

一方、自分たちのチームはベスト8という結果となりました。

総評

今回の大会はこれまでの関西チームでの参加ではなく、自分がこれまでプレイしてきてぜひ組んでみたいと思った頼もしいプレイヤーとチームを結成して大会に臨みました。
やはり自分の目に狂いはなかったというか、本当にチームメイトに恵まれて決勝トーナメント進出を果たすことができましたし、多少悔いが残るところはありますが優勝チームである「武装戦線 part2」をあと一歩のところまで追いつめたので、チームメンバー全員がきちんと仕事をこなして戦い抜けた大会と言えますし、最後まで楽しんでプレイできた最高の大会でした。

今回自分の誘いに快くOKをいただけたセオさん、アラバマさんには心からお礼を言いたいです。
本当にありがとうございます。すごく楽しかったです!

また、朝早くから尽力されていた大会運営の方々、そして大会および野試合で対戦していただいたすべてのプレイヤーの方々、本当にありがとうございました!