5月5日にスト2の全国大会カケルゴ2019が開催され、自分も参加してきました!
本大会をもって国内の主要な全国大会3つのチャレンジを達成したことになります。

今回はその時の様子と結果を振り返って行きたいと思います!

チーム決め

今回の大会は5人チームでの団体戦で、同一キャラはチーム内で2人までというルールでした。

以前のFOXのメンバーであり、自分を実機の世界に引き込んでくれた森さんとまた出ようというのは最初から決めていて、やはり出るからには関西の頑張っているプレイヤーでチームを組んで本気で優勝を目指すということで、なんだかんだでFOXのメンバーだった森さん、KKYさん、カチューさんと組むというのはすぐ決まりました。

残り1人をどうしようかというところで、今回5onということでお祭りのような感じで楽しみたいというのもあり、強キャラにこだわらず思う存分暴れてくれそうな関西のプレイヤー何人かに森さんが声をかけてくれたのですが、いろいろ都合があってなかなか最後の1人が決まらない状態でちょっとどうしようかと悩んでいました。

そんなとき、自分と同じく関西のディージェイ使いであり、先日2月のスター杯優勝者のふじもんさんの弟子にあたる「カズ」さんはどうかという話になりました。
というのも、カズさんは先日3月に行われたタイトル未保持者限定の大会「X-er5」で、同じく関西プレイヤーであるヨミアイ堂さんと共に優勝した実績があるということと、関東にディージェイ使いがあまりおらず対策不足気味なところをうまく突くことができるのではないかということで、確かにこれだと同キャラ2人までというルールにも反していないしいいチョイスではないかとメンバーの間で一致しました。
そしてカズさんにお話を持っていったところ快くOKをもらえましたので、無事チームが決まることとなりました。

チーム名「めくり晩餐会!そして伝説へ」
森(バイソン)/KKY(ダルシム)/カチュー(バルログ)/ハジ(ディージェイ)/カズ(ディージェイ)

という今回も強キャラばっかりで構成されたチームでエントリーすることになりました(笑)

1回戦

1回戦の相手チームは「大森アガリ」

エム・ビー★(バイソン)/スズカ(ダルシム)/ねも(ブランカ)/黒ザンギ(ザンギエフ)/TZW(ガイル)

というチーム構成ですが、非常にバランスの取れているキャラ構成という印象で、個人的には初の全国大会参加となったX-EST2018において、1回戦で当たって負けてしまった因縁の相手であるエム・ビー★さんがいるということで、リベンジにかなり燃えていました(笑)

相手チームがまず先鋒にダルシムを出してくることはないだろうと思い、残りのキャラにすべて対応できるディージェイを出すことにしました。

TZW(ガイル)vs カズ(ディージェイ)

先鋒戦はガイル vs ディージェイとなりました。

この組み合わせは自分が3月のストフェスでこたかさんと死闘を繰り広げた組み合わせで、我慢強さとここぞいうときのディージェイの攻めが求められます。

1ラウンド目。
ガイルの伸ばした中足にディージェイの中足先端がかみ合ってダウンを奪い、そこからめくりコンボで一気にカズさんが勝負を決めてまず1本取ります。

2ラウンド目。
カズさんが勢いのまま早々に画面端へ追い詰めて攻めを展開しますが、TZWさんの守りを崩すことができず逆にカウンターをもらい続けます。
そのまま逆転のきっかけをつかむことができず2本目はTZWさんが取り返します。

3ラウンド目。
ひよることなく強気に前飛びをして同じようにカズさんが早々に画面端へ追い詰めます。今度はしっかりと攻めが機能してダメージを奪っていき、脱出を試みようとTZWさんが前飛びしたところにはきちんとジャックで落とすという徹底ぶり。途中TZWさんがなんとか投げ返しで位置を入れ替えるも結局逆転することはできず、カズさんが先鋒戦を取りました。

本来この組み合わせはもっと我慢する展開になりやすく、時間いっぱい使うことも多いのですが、カズさんが勢いに乗ってどんどん攻めていったのがうまく勝ちにつながった感じですね。

黒ザンギ vs カズ(ディージェイ)

相手チームは2人目にザンギエフを出してきました。
関西にはザンギエフの強豪プレイヤーが多いので、カズさんももちろんこの組み合わせは十分な経験がありますが、はたしてどうなるか。

1ラウンド目。
ザンギエフの飛びに対してしっかりとジャックで対空を取り、そこから必殺のJ大Kめくりからのマシンガンコンボで一気に勝負を決める形でカズさんがまずは1本取ります。

2ラウンド目。
今度は黒ザンギさんのプレッシャーで早々に陣を押されてしまいます。
それでもなんとか見せ技を駆使してダブラリを誘いながらのエアスラモードで粘り、投げ返しにより位置を入れ替えることに成功。
途中黒ザンギさんも勇気を出してPラリ前進をしてエアスラに対してカウンターヒットさせますが、ミスに助けられます。
最後はしっかりとめくりボディーに対してふりむきスパコンを出して勝負を決め、カズさんがこの試合も取りました。

大会一発勝負はやはり緊張するもので、黒ザンギさんのミスが目立ってしまってそれに助けられる場面が多々ありました。
カズさんはいつも通りの動きができているようで安心して見ていられましたね。

スズカ(ダルシム)vs カズ(ディージェイ)

相手チームはもうこれ以上落とせないので、3人目はディージェイに有利なダルシムを出してきました。
しかし、カズさんもこの組み合わせは結構やっていますしただでは倒れないという感じです。

1ラウンド目。
スズカさんの対応が素晴らしく、前飛びにはきちんとスラ対空でおしおき。
画面端で有利にファイヤーモードを維持して一気に勝負を決め、まずスズカさんが1本取ります。

2ラウンド目。
開幕ダルシムの伸ばした足にスライディングがヒットしてカズさんが体力リードを取ります。そこからきちんとエアスラを撃って相手にファイヤーを撃たせ、ここぞというときに前飛びを通してさらにリードを広げていきます。
途中画面端に追い詰められてインフェルノをもらってしまいますが、なんとか投げ返して位置を入れ替えることに成功し、全くひるむことなく自分の読みを信じて前飛びを通し続けてカズさんが1本取り返します。

3ラウンド目。
カズさんが自分を信じていつもの動きで再び果敢に前飛びを試みるも、今度はスズカさんが1ラウンド目と同様きちんと前飛びに対してスラ対空で対応します。
最後カズさんがスパコンで逆転を狙うも、スズカさんの出したスライディングは小でガードが間に合ってしまいます。
結局このラウンドはスズカさんが取り、スズカさんがこの試合に勝利しました。

カズさんはかなり仕事をしてくれましたし、何より大会一発勝負でも普段の自分の動きをしっかりできていたことがチームにとってすごく励みになりましたね!

スズカ(ダルシム)vs カチュー(バルログ)

ダルシム対策のためにバルログがいると言っても過言じゃないぐらい、カチューさんにとって重要な仕事がやってきました(笑)

1ラウンド目。
画面端でドリルをもらいまくってピヨらされるものの、しっかりと上からバルセロナで攻めたててまずはカチューさんが1本取ります。

2ラウンド目。
同じような展開で上からひたすらバルセロナ。
ダルシム側も必死に投げからループしようと試みますが、簡単に脱出を許してしまい、最後までカチューさんのペースのまま終了。
カチューさんがこの試合を制しました。

カチューさん仕事してくれて本当にありがとうございます!

ネモ(ブランカ)vs カチュー(バルログ)

相手チームは4人目にブランカを出してきます。
ネモさんは時間をフルに使って対応で勝ちきるプレイヤーなので、しっかりと我慢できるかがポイントになりそうです。

1ラウンド目。
お互い様子見の展開から、一瞬の隙を突いてローリング目の前着地から投げを決めてネモさんが試合を動かします。
しかしカチューさんもスライディングで攻めを継続させずうまく脱出。
お互い瀕死のややカチューさんリードの状態を最後までカチューさんが守りきり、まずカチューさんが1本取ります。

2ラウンド目。
やはりお互い様子見の展開。
しかし今度は要所でネモさんのローリング目の前着地に対してカチューさんがしっかりと中足で動きを止め、ネモさんにペースを握らせません。
それでもネモさんがタイムオーバー寸前で強気に前ステップから投げを通し、ドローへ持ち込みます。

3ラウンド目。
ネモさんが再び前ステップから投げを通してペースを握ります。
その後技をうまく当ててネモさんが大幅に体力リードを取り、そのままネモさんが1本取り返します。

最終ラウンド。
ローリング目の前着地はしっかりと中足で止めます。
お互いじりじりした展開が続く中、またしても前ステップからの投げが決まってネモさんがリードを取り返します。
そこからローリングをジャンプでかわして再びカチューさんがリードを取り返し、時間いっぱい使って守り切ったカチューさんがこの試合を制しました。

いつもはなかなか我慢しきれずに負けてしまうことも多い印象のカチューさんでしたが、この1勝は本人にとってかなり大きかったと思います!

エム・ビー★(バイソン)vs カチュー(バルログ)

相手チームの最後の5人目はバイソンです。
組み合わせ的にはバルログが有利ではありますが、バイソン側も一度ひっかけるとチャンスはいくらでもあるので全く油断できないです。

1ラウンド目。
スライディングから徹底した横押しでカチューさんが早々に画面端に追い込みます。
結局その状態から相手にほとんど何もさせないまま押し切り、まずはカチューさんが1本取ります。

2ラウンド目。
エム・ビー★さんが引っ掛けて起き攻めを展開し、カチューさんの暴れを読んでヘッドを当て続けますがダメージが低く、バルログの投げ返しでほぼ5分の状態に。
バイソンのゲージがたまりましたが、カチューさんは慎重に上から攻めを展開します。
途中クレイジーをかわせたことが非常に大きく、これで一気にダメージを取る手段を大幅に封印できた状態で横押しを丁寧にやって、そのままカチューさんが押し切る形でこの試合を制しました。

というわけで、無事1回戦突破することができました!
相手チームもバランスが取れていて手ごわかったですが、カズさんもカチューさんもいつも通りの自分の動きができていたのが勝利に結びついた感じがしますね。

カケルゴは5onなのでチームの勝敗が決まるのにどうしても時間がかかってしまいますね。
自分も書いてて1回戦まででここまで長くなっちゃったので、続きは次回にさせていただきます(汗)

続きの記事はこちらから!

最後までお読みいただきありがとうございます!