5月5日(火)にアニコレのスト2イベント「ジャイリサオンライン「X」ランダム団体戦一番」に参加し、結果は・・・

見事優勝できました!

現在スト2の貴重なオンライン大会として継続的に行われているジャイリサオンラインですが、今回はもともと予定されていた全国大会「カケルゴ2020」がコロナの影響で延期となってしまい、そんな中ジャイ氏が多方面のプレイヤーに声をかけて初のランダム団体戦を開いた形となりました。

参加人数はなんと97人!

これもレジェンドプレイヤーであるジャイ氏の人徳のなせる業ですねー

今回はジャイリサオンライン「X」ランダム団体戦一番に参加したときの様子を振り返って行きたいと思います!

ジャイリサオンラインとは

スト2のレジェンドプレイヤーである「ジャイ」氏が行っているスト2イベントです。
使うソフトはPS4版の「ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル(アニコレ) 」となっており、家庭用ソフトで行うオンライン対戦の大会なので、気軽に参加しやすいタイプのイベントと言えます。

なお、大会公式HPがありますので、詳細につきましてはそちらでぜひ一度ご覧くださいませ!

PS4版の「ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル 」は、スト2シリーズをはじめとしたカプコンが誇る格闘ゲームを1本にまとめたもので、日本版と海外版合わせて24タイトルが収録されています。
このうち、『ストII’ ハイパーファイティング』、『スーパーストII ターボ』、『ストALPHA3』、『ストIII 3rd』の4作品はオンライン対戦に対応しており、この中の『スーパーストII ターボ』が国内におけるスパ2Xの海外版の位置づけとなっています。
カプコンの歴代の名作格闘ゲームを体験できる非常にお得なソフトとなっていますので、ご興味を持たれましたらぜひプレイしてみていただければと思います!

また、格闘ゲームをプレイする上でぜひ揃えたいのがアケコンですが、こちらについてはおすすめアケコンを別の記事にて紹介しておりますので、そちらをぜひ参考にしていただければと思います!

なお、PS4版以外のアケコンをお持ちの方は、変換器を使用することでPS4に接続してプレイすることが可能です。
ぜひ流用についても検討してみてください!

チーム決め&トーナメント表作成

今大会は参加者全員に対してランダムで5人チームを作成し、トーナメント表を作成する形式となりました。

上から順に乱数メーカーでチームNo.を割り当てていき、同じ番号のプレイヤーがチームメンバーとなります。

今回自分のチームはチームNo.1「ハジ(ディージェイ)/弁田(本田)/こにたん(フェイロン)/もろてがり(ケン)/kenta-Kobe(本田)」に決定しました。

ジャイリサオンライン入賞常連の弁田さんと健太さんがいて、しかも健太さんは最多優勝数を誇るオンライン最強本田使いです。

また、大会一発勝負では大きなプレッシャーを与えるフェイロン使いのこにたんさんがいる他、もろてがりさんは同じ関西のプレイヤーですが、自身のスト2HDのLINEグループに入っていただいており、非常に丁寧な立ち回りでメキメキと力をつけている若手ケン使いです。

チームを確認した時に「正直言って強すぎないか!?」と思いました(笑)

やはり下馬評では圧倒的に自分たちのチームが最有力優勝候補とされた中での大会となりました。

トーナメント表

メイン配信側

サブ配信側

※途中でさらに参加者が増えた影響で、一部0回戦の組み合わせもできています。

大会動画

メイン配信

※トーナメント表のMainの番号順に試合が行われています。

サブ配信

※トーナメント表のSubの番号順に試合が行われています。

1回戦(メイン配信41:10~)

先鋒の健太さんが5タテして、自分は何もしないまま1回戦突破(笑)

マジで健太さん強すぎるんですけど!?

2回戦(メイン配信2:25:00~)

2回戦の相手チームはチームNo.17「カブキ君(バイソン)/永田正月(本田)/ハルキ(Sサガット)/びん(ブランカ)/おろないん(ベガ)」

強豪S本田使い永田さんへの対抗策として自分のディージェイを温存するという作戦は最初から決まっていて、先鋒こにたんさんで相手キャラの出し方を伺う形にしました。

こにたんさんは残念ながら相手チームの先鋒おろないんさんのベガに敗れてしまうものの、次鋒のもろてがりさんがおろないんさん、続く次鋒びんさんのブランカ、中堅ハルキさんのSサガットを立て続けに撃破!

もろてがりさんは本当に今どんどん力をつけている若手ケン使いで、丁寧な立ち回りでどっしりと戦う姿は見ていてすごく頼りになりましたねー

ただ、相手チーム副将カブキ君さんのバイソンの勢いに飲まれて敗れてしまいます。

しかし、こちらの中堅弁田さんがきちんとバイソンを止め、3枚残しで永田さんに挑む形に。

事前に健太さんの話で、永田さんのS本田にX本田で全然勝てないというのを聞いていて、自分はよくわからない組み合わせだったのでそういうものなのかと思いながら見ていたのですが、確かに永田さんの対策がすごくて弁田さんと、続く副将健太さんの本田を立て続けに撃破。

ついに大将として自分の出番が回ってきました。

自分はもともとネット対戦メインの人間で、ラグも考慮した上でどれだけ本田が弾キャラ相手に厳しいかはよく理解しており、実機でいつも見せる繊細な永田さんの立ち回りはかなり制限されるだろうと思い、割と落ち着いた状態で試合に臨みました。

結果は、まぁ超絶寒いエアスラモードの前にほぼ何もさせずに自分が勝利(笑)

無事2回戦を突破しました。

準決勝(メイン配信3:23:00~)

準決勝の相手チームはチームNo.15「fronturbo(本田)/ウルトラマリオ(リュウ)/弁当屋()/英鈴(チュンリー)/ジェイコブ(Sケン)」

これまで非常にいい勝ち方をして勢いのある強豪リュウ使いのウルトラマリオさんが大将だと踏んで、きちんとカードを残していく作戦で行こうと先鋒こにたんさんで相手チームの出方を見ることにしました。

相手チーム先鋒の英鈴さんは無事撃破できたのですが、次鋒のfronturboさんの本田がキャラ被せの形で順当にこにたんさんを撃破します。

こちらの次鋒は弾キャラであるもろてがりさんのケンで対抗、きちんと本田を撃破し、続く中堅ジェイコブさんのSケン、弁当屋さんのベガも撃破。

作戦通り4枚残しで大将ウルトラマリオさんに挑む形となりました。

もろてがりさんとウルトラマリオさんの試合は、事前に自分が勝ち負け抜きにして個人的に見たいと思っていて無事実現した形になったのですが、予想通りお互い丁寧な立ち回りで熱い内容となり、最後はケンらしい接近戦からの膝つかみで勝負を制し、もろてがりさんが貫禄の4タテで決勝進出となりました。

もろてがりさん本当に頼りになりますわー

決勝(メイン配信4:35:13~)

決勝の相手チームはチームNo.6「蟹パンチ(ホーク)/苗場(チュンリー)/M.S(リュウ)/ふじもん(ディージェイ)/なお(リュウ)」

やはり脅威となるのはX最強プレイヤーの呼び声が高いふじもんさんのディージェイ。

こちらの強豪本田使い弁田さんと健太さんの良さが一気に失われかねない厄介な状況です。

ふじもんさんにはこれまで実機の対戦で本当にお世話になってきた方の1人で、まともに対抗できるのはおそらくチームの中では自分だろうということで、カードを少しでも残すためにふじもんさんが出てきたときは即自分が出たいという希望をメンバーに伝えて試合に臨みました。

こちらの先鋒は思い切って健太さんをチョイス。

いつも通りの勢いのある立ち回りで先鋒なおさんのリュウ、次鋒苗場さんのチュンリー、中堅M.Sさんのリュウを撃破。

ここで、大将として出ると思われたふじもんさんが副将として登場。

本田戦がうますぎて、オンライン最強の健太さんの本田をあっさりと撃破してしまいます。

こちらはオンライン対戦であることを考えて、次は爆発力のあるもろてがりさんのケンを次鋒にチョイス。

しかし、ケン戦全一のふじもんさんの前ではオンラインのラグもそこまで響かず、攻略で完全に押しのけられてしまいます。

これ以上抜かれるのはまずいと思い、ここで自分が中堅としてふじもんさんを止めに行きます。

これまで実機の大会でも当たったことのあるディージェイ同キャラ戦。

普段はふじもんさんの攻めの上手さと経験の差で少し負け越すのですが、一発勝負だとどちらに転ぶかはわからないのと、自分の方が圧倒的にオンライン慣れしているので、自分の方が少し有利だと言い聞かせて試合に臨みました。

ディージェイ同キャラ戦は、基本的にエアスラの相殺合戦から飛びやスライディングで接近してからの攻防がポイントとなるのですが、エアスラの連射速度は自分の方が上であるのはオンラインでも変わらないことを確信し、最速大エアスラから時折混ぜる退き小エアスラで相手の焦りから来る前ジャンプを咎めるいつもの立ち回りを主軸にします。

ふじもんさんの接近が本当に上手くて、どうしても切り返しにスパコンをこすってしまうのですが、スパコンはディージェイの判定の薄さが影響してかなり密着からでないと4段目までガードにならず、スカったところに反撃確定となってしまうところが、1回目のスパコン暴れは運よく許されました(汗)

状況は一転してふじもんさんが画面端の状況。

ここで自分の得意のエアスラモードで画面に押し込み、たまに混ぜる退き小エアスラによって前ジャンプを抑制することで画面端から逃がさないラッシュを継続。

埒が明かないと思わせてエアスラ相殺をしてくるところを読み、スライディング接近からの裏切りのスパコン抜けで超痛いカウンターに成功。

タイムオーバーが近かったので、あとはバックジャンプで逃げて勝ち確の状況にして1ラウンド目を取ります。

2ラウンド目はお互いじりじりしたエアスラ相殺合戦から、バックジャンプでエアスラを踏むという自分のミスから一気に画面端に押し込まれ、投げでプレッシャーをかけられます。

こうなると完全に一点読みの前ジャンプで切り返そうとしますが、めくりガードから下段択を選択したものの痛恨のマシンガンミスをしてしまい、そのまま押し切られて2ラウンド目を落としてしまいます。

3ラウンド目はお互い飛びを積極的に仕掛けていく展開に。

ただ、中間距離での自分のエアスラ連射でうまく相手にプレッシャーをかけることができ、ラインを押されつつも相手が無理をしないといけない展開にもっていきます。

最後はふじもんさんもさすがという接近戦を見せますが、投げに行きたい絶好の場面を読んで勝負のスパコン暴れをし、接近してきたところに今度はうまく4段目までガードさせることができ、そのままタイムオーバーで辛くも勝利となりました。

実機と同じというわけにはいきませんが、やっぱり強い人との対戦はオンラインでも楽しいですね!

これでいよいよ相手チームの大将蟹パンチさんのホークを引きずり出します。

これはもう本当に寒い対応で安定行動からのダウンを取り、めくりで勝つというディージェイらしい勝ち方で勝負あり。

優勝を決めることができました!

大会結果

優勝:チームNo.1「ハジ(ディージェイ)/弁田(本田)/こにたん(フェイロン)/もろてがり(ケン)/kenta-Kobe(本田)」

準優勝:チームNo.6「蟹パンチ(ホーク)/苗場(チュンリー)/M.S(リュウ)/ふじもん(ディージェイ)/なお(リュウ)」

大本命と言われる中、きちんと優勝を決めることができて本当にうれしいです!

総評

通常であればGWのシーズンには「カケルゴ」という5onの全国大会が開かれるのですが、今回はコロナの影響で大会が延期となってしまったところに、アニコレのオンライン大会で尽力されているジャイさんの人徳で総勢97人の大規模な5onチーム戦「ジャイリサオンライン「X」ランダム団体戦一番」が開催されました。

記念すべき第1回目の団体戦で優勝できて本当にうれしいです!

今大会にあたっては、ジャイリサオンラインの上位入賞常連である健太さんと弁田さんの存在が大きかったこと、自身が立ち上げたスト2HDのグループメンバーが4人もいて情報共有がスムーズだったことが非常に大きく、オンラインでも十分上達できるということを見せられた結果になったのかなという思いがあって、個人的に非常に満足しております。

大会に参加されたすべての方々、また夜遅くまで大会運営をしてくださったジャイ氏をはじめとしたスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!