今回FF8リマスター版をプレイするにあたって、自身の目標としていた1キャラ最強育成をついに達成しました!
かなり大変だったのですが、コツコツやれば確実に達成できるものとなっています。

今回は最強キャラクター育成に関するレポートをお届けしていきます。

最強キャラクターの定義

今回最強キャラクターの定義を以下のように定めました。

  • 回避以外の能力値がカンスト(命中にトリプルをジャンクション)
  • 属性攻撃で受けるダメージが0(属性防御にアルテマをジャンクション)
  • 不利なステータス変化を受けない(リボンセット+ST防御にドレインをジャンクション)
  • オートへイスト状態を必須とし、オートプロテスとオートシェルも準必須とする
  • ST攻撃の基本はペインによる毒+暗闇+沈黙とし、適宜ドレインやデスなどと付け替える
  • ケアルガ、アレイズ、エスナ、メルトン、オーラは普段の戦闘で非常に有用なため、ジャンクションには使わない

3つめおよび4つめの条件を満たすため、各種能力値アップ系のアビリティはセットしない方向で育成を進めていきます。

また、今回は最強ボスであるオメガウェポンLV100の1人撃破を目指すため、育成するキャラをアーヴァインにしました。

なお、オメガウェポンLV100の1人撃破については別記事にてまとめておりますので、ぜひそちらもご覧くださいませ↓

リボンの入手

「リボン」は吸収以外の全ての不利なステータス変化を防ぐ強力なアビリティですが、習得には専用のアイテムであるリボンが必要です。
もともとはPS版リリース当時にポケステという小型の携帯ゲーム機で遊べる「おでかけチョコボRPG」と連動させることでのみ入手できたレアアイテムなのですが、リマスター版ではおでかけチョコボRPGが削除されています。
そのかわり、リマスター版ではリノアが習得する特殊技「アンジェロサーチ」を駆使することで入手することが可能となっています。

なお、アンジェロサーチについては別の記事にてまとめておりますので、ぜひそちらを参照していただければと思います↓

能力値カンストを目指す

能力値をカンストさせるため、下記の通り育成を行いました。

呪いの爪100個+ダークマター100個入手

呪いの爪は運を上げる強化アイテム「ラックアップ」を精製するのに必要なアイテムです。

呪いの爪100個→ダークマター→運の書→ラックアップ

というルートで精製が可能となっています。

まずはゼルをパーティに入れた状態で海洋探査人工島・地下~大海のよどみを目指します。
途中第6層の扉を開く際にゼルに操作をまかせることで、大海のよどみの至る所で強制バトルが起こるというペナルティが発生します。
しかも、このペナルティはマップを切り替えると再度同じ場所で強制バトルが復活してしまいます。
なお、このペナルティは最下層のアルテマウェポンを倒すことで解除され、以降は強制戦闘が起こりません。

本来なら厄介極まりないペナルティですが、大海のよどみの1つめのマップの強制バトルでは呪いの爪を大量に入手できるトライフェイスが確定で出現し、FF8中で最も効率よく呪いの爪を集められるスポットとなっています。
LV30以上のトライフェイスはぶんどるで呪いの爪を6or8個入手することができる他、ドロップ時も呪いの爪を8個入手できる可能性があります。
そのため、パーティの平均レベルを上げるためにトライフェイスを撃破するキャラクターのレベルをあらかじめ100まで上げてください(自分はスコールをレベル100にしていました)。
また、ドロップでは他のアイテムを入手する可能性もあるため、ドロップ時に呪いの爪を入手する可能性をできるかぎり高めるために、バハムートの「レアアイテム」のアビリティをセットするようにしましょう(※レアアイテムの仕様の詳細については割愛します)。

第6層→大海のよどみ→トライフェイスとの強制バトル→第6層

このように、第6層と大海のよどみの1つめのマップを行き来し、トライフェイスとの強制バトルを繰り返しこなすことで呪いの爪を最高効率で集めることが可能です。
トライフェイスを撃破するキャラクターの力を255にし、属性攻撃にホーリー100個をジャンクション、毒ガス対策で毒+混乱を受けないようにしておけばサクサク狩ることが可能です。

さて、呪いの爪100個からダークマターを精製するときにはセイレーンの道具精製を使うのですが、ダークマターから運の書を精製する際にはエデンのGF能力薬精製が必要となっているため、最下層のアルテマウェポンを倒す必要があります。
そして、アルテマウェポンを倒してしまうと強制バトルのペナルティが解除されるため、ここでのトライフェイス狩りが使えなくなってしまいます。
そのため、ここでは呪いの爪100個+ダークマター100個を回収できた時点でアルテマウェポンを撃破し、エデンを入手してしまいましょう。

体力を規定値までアップさせる

アーヴァインの初期レベルは13となっています。
まずは体力を162(154アップ)まで上げてしまいます。

方法は、ドール・ヘスペリデス平原の海岸に出現するLV30以上のアダマンタイマイを「たべる」ことで体力が1アップしますので、それを繰り返します。
「たべる」はエデンをジャンクションすることで使用できるコマンドで、敵HPをなるべく減らすことで成功率を高めることができます。
また、LV30以上のアダマンタイマイは高確率でアダマンタインをドロップし、アダマンタイン5個から体力を1上げる強化アイテムであるガードアップを精製できるので、同時並行で効率よく体力をアップさせることができます。

なお、FF8はデータロード後のエンカウントによる敵の出現パターンが固定されており、ロード直後にアダマンタイマイ2匹と必ず戦闘することができます

データをロード→アダマンタイマイと戦闘→アダマンタイマイ2匹を食べる→セーブ→しゅうりょう

を繰り返すことで毎回の戦闘でアダマンタイマイ2匹と戦うことができ、非常に効率よく体力をアップさせることができます。

能力値ボーナスアビリティをつけてレベル100まで育成する

FF8には、あらかじめセットしておくことでレベルアップした際に能力値にボーナスが入るアビリティが存在します。
HPボーナス(ブラザーズ)、力ボーナス(イフリート)、体力ボーナス(カーバンクル)、魔力ボーナス(セイレーン)、精神ボーナス(リヴァイアサン)が該当します。
なお、サボテンダーは5つすべてのアビリティを持っていますが、後述する「じばく」専用キャラクターにジャンクションするため、育成には使用できません(※ボムの魂を使用して別G.F.にじばくを覚えさせる選択もあり)。

レベルアップの方法ですが、フィールドマップ中の「天国に一番近い島」および「地獄に一番近い島」に出現するモンスターが必ずレベル100となっているため、ここで行います。
育成するキャラクターのアビリティにHPボーナス/力ボーナス/魔力ボーナス/精神ボーナスの4つをセットし、モルボル対策として行動制限される睡眠、混乱、沈黙を無効化しておきます。
もう1体のキャラクターは「じばく」専用キャラクターとしてジャンクションおよびHPアップのアビリティでHP9999にしておき、さきがけをセットしておきます。
「じばく」はサボテンダーをジャンクションすることで使用できるコマンドで、最大HPの5倍のダメージを与えたあとに戦闘離脱するものとなっています。
最大HP9999のキャラがじばくをすれば49995ダメージを固定で与えることができ、クリティカル発生時は60000ダメージとなります。
FF8は敵にダメージを与えて逃げてもその分の経験値を入手することができるため、エンカウント直後にじばくを行った後で逃げるのを繰り返すことで効率よくレベルを上げることができます。

この方法でアーヴァインをレベル100に育成した結果が下記の画像となります。

ここから最強キャラクターの定義を満たすことを考えた場合、各能力値にジャンクションできる最適な魔法は下記の通りとなります。

HPと命中はすでにカンストしており、体力もアダマンタイマイをたべたことですでにカンストを達成できています。
一方で、残りの能力値はまだカンストしていないため、各種強化アイテムを使用して上げることになります。

カンストまでに必要な強化アイテムは、パワーアップ42個、マジックアップ86個、マインドアップ68個、スピードアップ164個、ラックアップ195個です。

強化アイテムの精製

各種強化アイテムの精製のため、以下の手順をとりました。

スピードアップ

サボテンダーアイランドに出現するサボテンダーからサボテンのトゲを集めます。

サボテンのトゲ100個→100本針→スピードアップ

というルートでスピードアップを精製できます。
サボテンダーアイランドはサボテンダーしか出現しないので、サボテンのトゲは大量に必要なものの回収効率は非常に良いです。

ラックアップ

すでに大海のよどみの強制バトルで呪いの爪100個+ダークマター100個を回収しているので、この時点でラックアップ101個分になります。
残りの分については、トラビア・ヴィンター島の西にある山のふもとでライフフォビドンが必ず1or2体出現するので、これをひたすら狩って地道に呪いの爪を集めていきます。
他にもモルボルからのドロップで入手する方法がありますが、モルボル自体が出現率がそれほど高くないので効率は落ちます。

パワーアップ/マジックアップ/マインドアップ

これらはギルさえあればショップからアイテムを購入してそれを精製することで量産が可能です。
事前にG.F.トンベリの「値切る」「高値で売る」「顔なじみ」「ショップ呼び出し」を習得しておきましょう。

エスタ ペットショップでそれぞれ該当のアイテムを購入して精製を繰り返していきます。

  • パワーリスト100個→ハイパーリスト10個→パワーアップ
  • ヒュプノクラウン100個→ロイヤルクラウン10個→マジックアップ
  • フォースの腕輪100個→魔神の腕輪10個→マインドアップ

いずれのルートも強化アイテム1個あたりの元手が150万ギルとなっています。

なお、元手として大量のギルが必要になってくるのですが、トンベリのアビリティを習得していれば以下の方法で無限ギル稼ぎが可能です。

エスタのショッピングモールで選択できるお店の中で、「Johnny’s Shop」というお店は低確率ながらランダムで入店でき、一度入ると以降はトンベリの「ショップ呼び出し」でエスタ ショップ!!を選択することで何度でも利用できます。

  • テント100個→メガポーション25個
  • コテージ100個→メガポーション50個

テントとコテージをそれぞれ100個購入してメガポーション75個を精製し、それを売るだけで差額として352500ギルの利益が出ます。
これを繰り返すことで強化アイテム精製に必要な元手の資金を稼ぎます。

最強キャラクターが完成

今回定めた最強キャラクターの定義の通り、無事最強キャラクターの育成が完了しました!
本当に大変だった(汗)

総評

FF8は根気さえあればどのキャラクターでも能力値をカンストさせることが可能となっています。
本来は力+60%や魔力+60%といった各種能力値アップ系のアビリティを使えば手軽に能力値カンストを達成することができるのですが、今回はこだわってより最強を目指した育成を行ってみました。
この1キャラだけでどんな敵にも対応できるようになりますので、やる気のある方はぜひ最強育成を目指してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます!