FF8で語らないわけにはいかない重要な要素である「カードゲーム」

手に入れたカードを各種精製のアビリティを使用することで様々なアイテムや魔法を作り出すことができ、キャラクターを一気に強化することができます。

カードゲームにはいろいろな特殊ルールが存在し、物語序盤のバラムエリアではオープンのみという非常に遊びやすいルールとなっていますが、物語を進めていくとセイム、プラス、ランダムハンドいった厄介なルールが入ってきて思うように勝てないことが多くなってきます。

この特殊ルールは特定の手順を踏むことで新しく伝わったりすたれさせることができるのですが、FF8リマスター版ではこのランダム要素の乱数が固定化されており、普通にロードとリセットを繰り返すだけでは同じ結果しか出ない仕様となっています。

今回の記事では、FF8リマスター版におけるカードゲームのルール変更の方法について解説します。

特殊ルールが伝達する仕組み

特殊ルールが伝わる条件は下記のフローチャートの通りとなっています。

特殊ルールの中で旧エリアにあって新エリアにないルールを探し、この条件にあてはまる旧エリアでカードゲームをプレイする

新エリアでカードゲームをすると、「このエリアにはないルールを知っているね」と表示された後にカードゲームをやろうと言われる

旧エリアと新エリアの混合ルールでプレイをする(※はいを選択直後に実際にプレイせず画面を閉じてもよい)

一定確率で新エリアになかった新しいルールが伝わる可能性がある&新エリアのルールを覚える

前述の抽選にもれた場合、新エリアの既存のルールのどれかがすたれる可能性がある&新エリアのルールを覚える

前述の抽選にもれた場合、旧エリアのルールを覚えたままプレイ終了or新エリアのルールを覚えてプレイ終了

このうち、新エリアのルールが伝わる抽選の具体的な仕組みは、コンピュータが1/7の確率で選んだルールと、旧エリアにあって新エリアにないルールが一致した場合にそのルールが伝わるようになっており、この判定は抽選に3回もれるまで繰り返されます。

前述の抽選3回にもれた場合、今度は既存ルールのどれかがすたれる抽選が行われ、コンピュータが1/7の確率で選んだルールと新エリアにあるルールが一致した場合にそのルールがすたれるようになっています。
こちらの判定は1回のみとなっています。

そのため、一般的には新ルールが伝わる可能性の方が既存ルールがすたれる可能性よりもはるかに高いということになります。

なお、ルールがすたれるかどうかの抽選にももれた場合、旧エリアのルールを覚えたままプレイ終了or新エリアのルールを覚えてプレイ終了となり、新エリアのルールを覚えてしまった場合は「このエリアにはないルールを知っているね」という会話内容が表示されなくなります。

簡潔にまとめると、「このエリアにはないルールを知っているね」と表示された後にカードゲームをプレイすれば、そのエリアになかった新しいルールが伝わるか、そのエリアにもともとあったルールがすたれることがあるということです。

FF8リマスター版のカードゲームにおける乱数固定化

前述のフローチャートにしたがってルール伝達の抽選が行われているのですが、PS版ではロードとリセットを繰り返して何度も試行することで目的の結果を出せたのに対し、リマスター版では抽選に関わる乱数がロード直後に固定されてしまい、ロードとリセットを繰り返して同じやり方で試行を繰り返しても抽選の結果は同じになってしまいます

また、カードクイーンとレアカードのトレードを行うとクイーンは決められた確率にしたがって別のエリアに移動するのですが、この移動先の決定で参照される乱数も固定化されています

リマスター版でルール伝達やクイーンの移動先に関して目的の結果を狙うためには、試行そのもののやり方を変える必要があり、具体的には下記の2点を意識することで目的の乱数を探り当てることが可能です。

カードゲームを挑んで「はい」or「いいえ」を選択するタイミングを変える

□で話しかけてカードゲームをするかどうかの選択で、何回目に「はい」「いいえ」を選択したかによってそれぞれ乱数が異なっています。
たとえば1回目に「はい」、2回目に「いいえ」、3回目に「はい」と選んで目的の結果以外のものが出たのであれば、3回目を今度は「いいえ」に変え、4回目に「はい」を選んで再び乱数をチェックするといった感じで、あらゆるパターンを試せばいつか目的の乱数にたどりつくということです。
調べ忘れがないよう、メモを取りながら行うと効率よく目的の乱数を探ることができます。

なお、ルール伝達の抽選が行われるのは「はい」を選んだ直後のみであることには注意してください。
また、「このエリアにはないルールを知っているね」という会話の表示が消えた場合は旧エリアのルールを忘れたことになり、これも目的の乱数ではなかったということになります

話しかける人物を変える

セーブポイントから最も近い人物に話しかけるのが効率的ではありますが、前述のパターンを調べてどれも目的の乱数ではなかったというケースもありえます。
その場合、話しかける人物を変えればまた違った乱数パターンになるため、どうしても目的の乱数を探し出せなかった場合は話しかける人物を変えてみてください。

総評

PS版と違ってリマスター版のカードゲームにおけるランダム要素の抽選は乱数固定化されており、目的の結果を出すには単純なロード&リセットとは違った方法を駆使しなければなりません。
厄介な特殊ルールをすたれさせたり、クイーン絡みのレアカードイベントを快適に進めるために、今回の記事をぜひ参考にして目的の抽選結果を引き当てていただければと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます!