スト2で最もおもしろい組み合わせと言われている至高のカード「リュウ vs ガイル」
先日、第4回スト2HD10先イベントとして、あべあべ(リュウ)vs フタチャン(ガイル)を告知させていただきましたが、自分も今猛烈にハマっている組み合わせだったりします。
今回はあのレジェンドプレイヤーである「クラハシ」氏と至高のカードであるリュウ vs ガイルで対戦しましたので、それについて書いていきたいと思います!
Contents
クラハシ氏とは
スト2シリーズの超有名なレジェンドプレイヤーで、当時はガイル使いでしたが現在はリュウをメインキャラとして使われています。
長年にわたってスト2に真剣に向き合い続けてきたプレイヤーで、「職業:スト2」や「ミスタースト2」と語られるほど確かな実力を持った凄腕プレイヤーです。
あのプロゲーマーのウメハラ氏が「Xで最も対戦した相手」と語るプレイヤーがクラハシ氏であり、後に闘劇でチームメイトにもなっていますし、そのウメハラ氏の子供時代からの最大のライバルともいえるヌキ氏を本格的にスパ2Xの世界に導き、闘劇07でチーム「クラヌキ」を結成して見事優勝しています。
また、同じくスト2の最強ガイル使いとして語られるムテガイル氏とは、闘劇の舞台で壮絶な戦いが繰り広げられ、「ソニックの数を数えろぉ!」という印象深い実況とともに名勝負として今も語り継がれています。
その他、海外でのフランスの対戦格闘ゲームイベント「X-MANIA EUROPE」にも出場して見事優勝しており、海外でも高い人気を誇っています。
ちなみに、Xbox版のスト2HDを「momiji9570」というタグで当時プレイしていたようです。
現在自身のチャンネルで個人イベントも開催させていただいていますし、ぜひとも復帰していただきたい気持ちですね!
また、ウメハラ氏が監修を務める格ゲーマンガ「ウメハラ FIGHTING GAMERS!」では、クラハシ氏をモデルとしたキャラクター「ナラケン」が登場しており、キャラの濃さと名台詞の多さで本作品を代表する人気キャラクターとなっています。
自分もこのマンガを読みましたが、ストイックにスト2に取り組む姿や純粋にひたすら強さを追い求める価値観には心を動かされましたね。
ゲームに真剣に向き合ってきたプレイヤーの人となりがよく出ている本当におもしろいマンガで、格ゲーのことがわからなくてもそういった雰囲気を感じ取れる作品となっていますので、ぜひみなさんも一度読んでみてください!
対戦することになった経緯
先日、自分がスト2HDでフタさんのガイルと対戦して、その理論や読み合いの部分をある程度理解した時に、どう考えてもリュウ側が先にバクチを撃たないといけないからガイルが有利だと思うようになったんですね。
それで、そんな感じの内容のツイートをしたら、まさかのクラハシさんから返信が来まして・・・
自分にとっては本当に恐れ多いことですが、今リュウガイルにハマっている自分としてはすごくありがたいことなので、二つ返事でお願いしますと返信しました!
対戦動画
クラハシさんとリュウガイル戦をメインに対戦しました!
リュウ側とガイル側を適度に回しながらプレイし、最後にメインキャラ同士でリュウ vs ディージェイをやって終了です。
その後はアニコレのトレモの良さを話しつつ、雑談みたいな感じです(無駄に長いです笑)
リュウガイル戦で差がつきやすいポイント
クラハシさんとリュウガイル戦をやった上で、差がつきやすいと思ったところを挙げていきます。
ソニックを見てから竜巻を当てる
本職の強豪リュウ使いのプレイヤーさんはみなさんやっています。
ソニックを竜巻で抜けつつ当てるという戦略自体は古くから知られていることですが、ソニックを見てから竜巻を入力して確定で当てられる間合いがあるということがポイントです。
ソニックを確認する上で最も簡単な判断方法としておすすめなのは、しゃがみガードでためているガイルがソニックを撃つ瞬間に立つポーズを確認することです。
この方法だとかなり早く反応することが可能となり、竜巻のヒット率を上げることができます。
一方、ガイル側もこの判断方法を逆手に取ることが可能です。
実はリュウ側が見てから竜巻を出すと言っても、本当のところソニックそのものを見てから出しているのかどうかは怪しく、前述のようにしゃがみ→立ちへの切り替えで簡易的に判断しているのが普通です。
そこで、しゃがみポーズからフェイントで立ち小Pを出すことで、相手の簡易的な最速判断による竜巻を誘うことができ、それに対して反撃を当てることが可能となります。
立つことによってサマーのタメはなくなってしまいますが、体力がある内はリフトアッパーで相打ちを取れますので、そこまでリスクにはなりません。
相手の判断を難しくさせることができますので、ぜひこのフェイントは取り入れたいところですね。
波動拳による対空
これは自分がガイル側で調子に乗って前飛びをよくしていたところに対して、遠距離からの前飛びを見てから波動拳で相打ち対空を取るということをクラハシさんは徹底して行っていました。
たとえ相打ちとなっても、ガイル側は波動拳を踏んだことでダウンするので、リュウ側は期待値の高い起き攻めを仕掛けることが可能となります。
昇竜拳で落とせる間合いであればいいのですが、リュウの波動拳をガイルのジャンプ大Kで遠くから蹴ろうとしているような遠距離からの飛びに対してはしっかりと狙っていきたい内容ですね。
真空波動を持った状態での大ゴス接近
真空波動を持った状態になると、それだけでガイル側に大きなプレッシャーを与えることができます。
ガイルがソニックを撃ちづらくなった状況で、大ゴス接近により間合いを詰めて択を仕掛けるようにするということが重要です。
大ゴス接近により、不用意に撃ったソニックに対して読みの真空波動ブッパが通りやすくなりますし、もしかなり近い間合いまで踏み込めたときは投げと真空で択を仕掛けることができます。
真空波動を持ってからのプレッシャーのかけ方はかなり差がつくポイントだと思うので、普段から攻めの展開を常に頭の中で意識しながらプレイしたいですね。
一方、ガイル側は真空波動を持たれた状態でも後ろにスペースがある場合、後ろソバットなどで退きながら適度にソニックを撃つことで耐え凌ぐことが可能です。
そのため、普段からある程度自分で陣を押して逃げるためのスペースを作っておくことが重要な気がします。
また、後ろへ退いている途中でも、そのまま後退すると見せかけてリュウの波動→大ゴス接近に合わせて中足を適度に置くのも有効であると感じます。
後ろへ一直線に下がるのではなく、残されたスペースを大事に使って粘り強く戦う力が問われますね。
総評
リュウガイル戦はスト2において至高のカードであり、本当に飽きない組み合わせだと思います。
自分もまだまだできていないことが多いですが、それができてくるようになると本当におもしろくなってきますし、成長を感じやすい対戦だと感じます。
普段スト2をやらないプレイヤーの方も、もともとリュウやガイルを使わないプレイヤーの方も、息抜き感覚で構いませんのでぜひこのリュウガイルの組み合わせをプレイしてみて、スト2の奥深さと楽しさを知ってもらえればと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます!