7月13日(土)に第1回スト2HD全16キャラチーム対抗戦を行いました。
今回はその時の様子と結果について振り返って行きたいと思います。
Contents
大会動画
※ゲームシステムの都合上、自分の番の試合を除き、各試合が終わるごとに観戦者の自分がザンギエフを選択し、それを倒してもらっている間に次の方が部屋へ入るという形で進行しています。ご了承くださいませ。
※序盤画面の状況と実況にずれが生じております。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦いただけますと幸いです。
大会参加者と担当キャラ
【フタチャンチーム(1P)】
フタチャン(リュウ、フェイロン、キャミィ、バルログ)/ハジ(ディージェイ、ホーク、ザンギエフ)/アップルティー(ベガ)/カプス(ケン、ダルシム、サガット)/イシカワ(ガイル)/バイソンマン(バイソン、本田、ブランカ)/大和魂(チュンリー)
【よねざきチーム(2P)】
よねざき(ダルシム、ホーク、ディージェイ)/あべあべ(リュウ、ブランカ、フェイロン、サガット)/闘魂(チュンリー、本田、ザンギエフ)/タサカ(キャミィ、ケン)/プライム(ベガ、バルログ)/ハイビギ(ガイル、バイソン)
※原則各プレイヤーのメインキャラを担当してもらいつつ、サブキャラも割り振るようにしています。
※4強キャラ(バルログ/チュンリー/ダルシム/バイソン)を担当するプレイヤーは別の4強キャラを使うことはできません。
※各キャラでXキャラとSキャラのどちらを選ぶかは完全に自由としています。
試合の流れ
先鋒キャラをお互い申告していただく形で大会開始となりましたが、先鋒戦はバイソンマンさんのサブ本田 vs ハイビギさんのメインガイルとなり、よねざきチームが有利な組み合わせとなりました。
基本的に弾なしキャラに対してかなり強く、弾ありキャラが苦手な本田ですが、ソニックの壁に本田の突進が阻まれてやはり厳しい展開となり、まずはハイビギさんのガイルが勝利します。
ここでフタチャンチームはガイルに対してのみ確実に仕事をしてくれればよいと考え、カプスさんのサブダルシムを投入します。
ガイルに対して非常に相性の良い技を持つダルシムですが、カプスさんのサブダルシムはしゃがみのズームパンチを使うというよりは積極的にドリルで仕掛けていくスタイルで相手を翻弄し、見事勝利となりました。
よねざきチームはここで闘魂さんのサブ本田を投入します。
ダルシムに対して本田は割とチャンスを作れる組み合わせであるという言われていますが、闘魂さんが強気な頭突きと張り手でダルシムにプレッシャーをかけていき、怒涛の攻めでダルシムを撃破します。
その後フタチャンチームが弾キャラであるカプスさんのメインケンを投入しますが、これも一気に撃破します。
フタチャンチームはここで再度弾キャラであるイシカワさんのメインガイルを投入します。
イシカワさんは正統派のガイルプレイヤーであり、きちんとソニックとサマーで本田を捌くスタイルを実行し、安定した立ち回りでついに本田を止めることに成功します。
よねざきチームは次にタサカさんのサブSケンを投入しますが、お互い一進一退の熱い試合展開の中で最後はガイルの中足とケンの波動拳が相打ちとなってイシカワさんのガイルが連勝します。
よねざきチームは続けてプライムさんのサブバルログを投入します。
プライムさん本人はおそらくこれまで一度もバルログを使ったことがなく、大会前にコマンド表で技の出し方を確認していたとのこと(笑)
試合開始の開幕いきなり歩き投げを仕掛けるあたりはよくわかっていらっしゃるというか、何をやっても大体強いキャラクターなので、イシカワさんも面食らった状態になります。
その後も好き放題に暴れ続けてプライムさんのバルログが勝利します。
フタチャンチームはここでフタチャンさんのサブフェイロンを投入します。
これまたフタさんはおそらくフェイロンをほとんど使ったことがないと思われますが、しゃがみ大Pでバルログの爪にカウンターを取るという知識を駆使してプレッシャーをうまくかけていきます。
また、K投げからの表裏2択の連携も使って攻め立てますが、プライムさんも負けじとしっかり応戦します。
最終的にはフタさんのポテンシャルの高さが勝ってバルログを見事撃破します。
よねざきチームはここでフェイロンを確実に止めるためによねざきさんのサブディージェイを投入します。
ディージェイの中足がとにかくフェイロンの技に対して相性がよく、当たるとダウンまでついてくるので、フェイロンにとっては非常につらい相手です。
フタさんが烈火拳をうまく当てたりしていい場面があったものの、やはりよねざきさんのディージェイの対応を崩しきることができずによねざきさんが勝利します。
フタチャンチームはここで大和魂さんのサブチュンリーを投入しますが、千烈脚をうまく活用できなかったところが差となった感じでこの勝負もよねざきさんが勝利します。
フタチャンチームは続けてカプスさんのサブSサガットを投入します。
Sサガットといえば高速タイガーショットとアッパーカットを駆使した立ち回りが単純に強力で、ディージェイもかなりつらい戦いを強いられます。
はじめはアッパーカットが出ないと見るやよねざきさんが勢いに任せてサガットを封じ込めていたものの、途中からカプスさんがジャンプ大Kによる空対空で飛びに対応し始め、これが終始うまく機能してカプスさんが見事勝利します。
よねざきチームはここであべあべさんのSサガットを投入します。
Sサガット同キャラ戦となったわけですが、カプスさんが驚異的な動きを見せてあべあべさんを翻弄して優位に試合を進めます。
しかしあべあべさんもアッパーカットの精度の高さで負けじと応戦し、両者一進一退の攻防が続きましたが、最後はやはりアッパーカットをきちんと出せるあべあべさんに分があったか、あべあべさんが勝利します。
フタチャンチームはここでバイソンマンさんのメインバイソンを投入します。
バイソンマンさんは思い切りのいい強気な攻めを展開し、これぞバイソンという動きであべあべさんを攻め立てますが、あべあべさんもバイソンの攻めを捌くプレイを見せて応戦、両者一進一退の中ダブルKOも発生してファイナルラウンドに突入します。
ここでバイソンマンさんがこれまでの試合展開から自身の読まれている部分を察知し、タイミングをずらすことであべあべさんの対応を崩していきながら途中つかみも入れて優位に試合を進め、最後はスパコン削りで見事勝利します。
バイソンマンさんの強気なスタイルはこの後もかなり猛威を振るい、よねざきチームの闘魂さんのサブザンギエフ、ハイビギさんのサブバイソンを撃破します。
よねざきチームがここで出したのはあべあべさんのサブSフェイロン。
あべあべさんのSフェイロンは見たことがなかったのですが、わざわざSにするということは何かしら倒すためのネタを知っているのかなというところで、実際試合が始まってみるとあれだけ勢いに乗っていたバイソンマンさんを横押しで圧殺してあべあべさんが勝利します。
フタチャンチームはここでアップルティーさんのメインベガを投入しますが、これもぎりぎりの勝負を制してあべあべさんが連勝します。
ここでフタチャンチームはよねざきさんのメインダルシムに対抗するためにカードを残す考えで、確実にフェイロンを止めようと自分のディージェイを投入します。
最初は強気な前飛びに翻弄されるものの、やはりフェイロンにとってつらいエアスラの壁と中足できちんとフェイロンを止めることに成功し、続けてよねざきチームが投入してきたあべあべさんのサブブランカも作業プレイで撃破します。
ここでついによねざきチームが勝負のカードであるあべあべさんのメインリュウを投入し、両者一進一退の攻防を見せる中、かろうじて自分のディージェイの読みが勝ってあべあべさんのメインリュウを撃破することに成功します。
この勝利が本大会の勝敗を決めるターニングポイントだったのではないかと思われます。
その後よねざきチームの出したよねざきさんのサブSホークを倒し、続けて闘魂さんのメインチュンリーも最新ネタであるジャンプ大Kめくりを決めて勝利します。
後がなくなったよねざきチームはここでよねざきさんのメインダルシムを投入します。
よねざきさんのダルシムはディージェイ戦にかなり定評があり、個人的にかなり厳しい相手ですが、勢いのまま倒してやろうという気持ちで試合に臨みました。
心理的には自分の方が後ろにバルログが控えている分有利で、自分の思った通りの動きができてはいたものの、3ラウンド目でジャンプ大Kからスライディングまでヒットしてピヨリーチの状態からの起き攻めで、のぼり中段の垂直ジャンプ大Kをガードで凌がれたことが勝負の分かれ目となってしまい、ここから焦って技を振ってしまったところによねざきさんのダルシムの技が連続でかみ合ってしまって逆にピヨらされ、インフェルノでよねざきさんが勝利します。
ここでフタチャンチームは目論見通りよねざきさんのダルシムに対抗してフタチャンのサブバルログを投入します。
しかし、よねざきさんのダルシムはバルログ戦にも定評があり、特に一度投げでつかんだ際のル-プ率が圧倒的に高いので全く油断はできません。
1ラウンド目はやはりバルログの強みであるバルセロナループで優位となったフタさんが取りますが、2ラウンド目はバルセロナをチョップで落としてからのつかみループが発動して取り返します。
3ラウンド目は不用意なバルセロナを極力減らすスタイルに移行したフタさんでしたが、撃ったバルセロナがダルシムのフドリルと交錯して画面端に追い詰められた状態でつかみループが始まってしまいます。
体力数ドットまで追い込まれてしまってかなり厳しい状況となってしまいましたが、なんとかフタさんも起死回生のバルセロナで逆転を狙います。
しかし、バルセロナが途中でガードされてループが途切れてしまい、ダルシムのドリルをもらってしまうのですが、なんとそのドリルを食らってもバルログが0ドットで生き残るというハプニングが発生!
最後は前飛びからのすかし投げで粘り強さを見せたフタさんが勝利しました。
しかしこれはよねざきさんのダルシムの強さが本当によく出ていた試合内容だったかと思います。
よねざきチームは残り2体という状況でタサカさんのメインキャミィを投入します。
このキャミィがまたすさまじく強く、立ち中Pによる対空の徹底とフーリガンからのめくりであっという間に1本取り、続く2ラウンド目もキャノンスパイクを素晴らしい当て勘で決め続けて完璧な立ち回りでなんとフタさんのバルログを撃破します。本当にかっこいいですね!
そして、続くバイソンマンさんのサブブランカに対しても、しゃがみ中P置きと対空を徹底して安定した立ち回りで勝利します。
フタチャンチームは続けてフタチャンさんのメインリュウを投入します。
お互い同じゲームセンターでよくプレイしているのもあって、フタさんのキャミィ対策がかなり仕上がっていると思われる中、フーリガンに対してジャンプ大Kで反応してカウンターを取り続けるという徹底した対策を見せてキャミィにチャンスを与えず、貫禄の勝利をあげます。
よねざきチームは最後にプライムさんのベガを投入。
プライムさんも最後の1人ということで、委縮せずに思い切りの良い動きを見せてフタさんにどんどんプレッシャーをかけていきます。
これにより本来の立ち回りを崩されたフタさんでしたが、きちんとそれを冷静に分析したうえで大会1発勝負用の強気な動きに変えて見事勝負を決め、フタチャンチームの勝利となりました!
総評
今回はスト2HDのプレイヤー数が増えてきたことを受けて、プレイヤーみんなが気軽に参加できて楽しいイベントを開きたいということで全16キャラチーム対抗戦を開催しました。
熱い試合が数多く見られてものすごく盛り上がりましたし、チームが一丸となって試合に取り組むことでプレイヤー間の絆もより深めることができて、本当に気持ちよく楽しめたイベントとなったかと思います。
イベントにご参加いただきましたプレイヤーの方々、またご視聴くださいました方々、本当にありがとうございました!
スト2HDでのイベントについては今後も様々な形で行っていきたいと考えております。
内容が決まり次第また告知させていただきますので、そのときはぜひ拡散およびご視聴の方よろしくお願いいたします!