Fate/Grand Order Arcade(FGOアーケード/FGOAC)の一番おもしろいところだと個人的に思う全国対戦「グレイルウォー(GW)」
FGOACの操作は一般的なゲームと比較してかなりシンプルで覚えることは少ないので、初心者でも直感的にプレイすることが可能ですが、全国対戦GWにおいて勝敗に大きく影響するような重要な応用テクニックがいくつかあります。
今回はFGOACの全国対戦GWに向けて、重要な応用テクニックについて解説していきます。
なお、以前の記事でFGOACプレイヤーの有志の方が作成した初心者向けマニュアル(ダウンロードはこちら)をご紹介させていただきましたが、本記事ではこちらのマニュアルにしたがって解説を行っていきます。
また、前回のFGO全国対戦に向けた準備4についての記事はこちらからどうぞ↓
Fate/Grand Order Arcade(FGOアーケード/FGOAC)の一番おもしろいところだと個人的に思う全国対戦「グレイルウォー(GW)」 FGOACの操作は一般的なゲームと比較してかなりシンプルで覚えること …
ボタン連打を控え、初段止めや2段止めを使ったりヒット確認をする
最初の内はついついボタン連打をしてしまいがちですが、このゲームは先行入力がかなり効く仕様上、むやみにボタンを連打してしまうと意図していない攻撃が出てしまって反撃の隙を与えることにつながってしまいます。
毎回3段まで攻撃を出しきるのではなく、状況に応じて初段止めや2段止めといった必要回数分の攻撃だけを出すことが全国対戦GWに求められ、特に射撃属性攻撃を持つシューター系サーヴァントで重要となってきます。
また、使うサーヴァントによってボタン入力タイミングは異なるのですが、自分の選んだサーヴァントのボタン入力のタイミング、特に次の攻撃が出せるギリギリの入力タイミングを把握することが重要です。
これにより、相手に攻撃が当たっていた場合は次の攻撃を出し、相手に攻撃が当たっていなかった場合や攻撃の途中で回避された場合は次の攻撃をそのまま出すのを止めるといったヒット確認ができるようになります。
ダッシュキャンセル
ダッシュは時間に応じて魔力ゲージを消費しますが、現行のREVISION 27のバージョンでダッシュ開始時の魔力消費量が0になったので、ダッシュ→魔力消費が始まる直前にダッシュをやめるということを繰り返すことで、魔力を温存しつつ素早く移動ができる、通称ダッシュキャンセルというテクニックが確立されています。
ダッシュ開始から魔力消費が始まるまでの時間はサーヴァントのクラスによって変わってきますので、何度もプレイしてそのタイミングを把握していただきたいと思います。
ガードバースト
ガードをし続けることでバーストゲージがたまっていき、バーストゲージがMAXになった状態でアタックボタンを離すとガードバーストが発動し、範囲内の敵を後方へ吹っ飛ばすことができます。
ガードバーストの発動タイミングはアタックボタンを離した瞬間であるため、ボタン連打でガードしていた場合はバーストゲージがMAXになった瞬間に発動してしまいますが、アタックボタン押しっぱなしでガードしていた場合は任意のタイミングでアタックボタンを離すことでタイミングよくガードバーストを発動できます。
ガードバーストの範囲はあまり広くないことと、ガードバースト発動後はコマンドカードのドローが行われ、その間ガードができなくなるので、発動タイミングをしっかりと狙っていくようにしましょう。
回避狩り
全国対戦GWにおいて非常に重要な応用テクニックです。
相手が隙を見せた時にすかさず攻撃を入れたとして、このままだと相手は大ダメージをもらってしまうため、通常はどこかのタイミングで回避をして被ダメージを抑える行動をとってきます。
こちらが攻撃を当てている最中はスティックを入れることである程度攻撃方向の制御が可能ですが、相手に回避をされてしまうとその制御以上に相手が横に大きくずれてしまうため、後続の攻撃を当てることができません。
しかし、FGOACでは自身の攻撃の合間に回避を挟んだうえで後続の攻撃を出すことができ、回避直後の攻撃は初段の攻撃と同じホーミング制御がかかるので、横に大きくずれた敵に対して再度攻撃を当て直すことができるというわけです。
回避狩りのための自身の回避を挟むタイミングは、「アタック→回避→アタック→アタック」、「アタック→アタック→回避→アタック」、「アタック→回避→アタック→回避→アタック」、「アタック→アタック→アタック→回避→EXアタック」などさまざまなバリエーションがあり、いずれも自身の回避のタイミングと相手の回避のタイミングが重なった時に回避狩りが成功する構図となっており、ここは読み合いになってきます。
また、回避狩りにはディレイ回避狩りと呼ばれるものがあります。
これは、攻撃を当てている最中に回避狩りのために自身が回避を挟む際に、攻撃を当ててから入力受付時間ギリギリまで伸ばしてから回避を出すという部分と、回避を挟んでから後続の攻撃を出すまでの時間を入力受付時間ギリギリまで伸ばしてから後続の攻撃を出すという部分の2パターンのディレイポイントがあり、これらのパターンを駆使することで相手の回避タイミングの的を絞りづらくさせることができます。
たとえば、相手が通常の回避狩りを読んで「アタック→回避→アタック」の回避の部分を確認してから後続の攻撃を避けようとした場合、仕掛ける側はディレイ回避狩りで回避を挟んでから後続の攻撃を出すまでの時間を入力受付時間ギリギリまで伸ばしてから後続の攻撃を出すことができるので、相手の回避の終わり際に攻撃を重ねることが可能となります。
また、「アタック→回避→アタック」の最初のアタックが当たってから相手が素直にすぐ回避を出した場合、攻撃を当ててから入力受付時間内であればディレイをかけて回避を挟んで後続の攻撃を出すことができるため、相手の回避を見てからすかさず回避狩りを行って後続の攻撃を当てることができます。
さらに、「アタック→アタック→アタック→回避→EXアタック」のパターンでEXアタックの直前に回避狩りのための回避を挟む場合、アタック3回で攻撃がいったん止まったと思って油断した相手に対して、ディレイ回避狩りで3回目の攻撃を当ててから入力受付時間ギリギリまで伸ばしてから回避を挟むことでワンテンポずらしたタイミングでのEXアタックを出すことができ、ヒットした場合は昏倒からの大ダメージを狙えます。
実際には3回目のアタックをガードした時点でノックバックが発生すればEXアタックなし、ノックバックが発生しなければEXアタックありという形で判別可能ですが、対策慣れしていない相手や乱戦時の判断が困難な状況でうまく決められると形勢逆転もありえます。
さて、回避狩りの具体的な操作については、アタックボタンを1回だけ押す→回避→アタックボタンを押すという感じでまずは必要最低限の回数のアタックボタンを押すやり方で行うといいかと思います。
厳密にはボタン連打で後続の攻撃の先行入力が入っていたとしても、回避で上書きができるので通常の回避狩りであれば問題なく出せるのですが、ボタン連打で先行入力が入ってしまっている状況ではディレイ回避狩りが行えないという弱点がありますので、まずは確実に回避狩りを出すことを優先するためにボタンの入力回数は必要最低限にとどめる方がいいかと思います。
カルデアゲートなどの1人用モードで何度も練習すれば必ず習得できるテクニックなので、しっかりと練習していただきたいと思います。
ターゲット変更攻撃
的確に使いこなすのは非常に難しいですが、うまく使えば非常に強力なテクニックです。
通常、本作の攻撃はロックした敵1体に行うのが基本ですが、前述の回避狩りで述べたように、攻撃の最中に挟んだ回避直後の攻撃は初段の攻撃と同じホーミング制御がかかる仕様を利用し、攻撃途中にターゲットを他の敵に変更してから回避を挟んで後続の攻撃を行うことで、後続の攻撃が変更後のターゲットに対して行われます。
このターゲット変更攻撃のテクニックと特に相性が良い攻撃は、ノックバックが発生する3段目の攻撃と昏倒を狙えるEXアタックで、これらをターゲット変更攻撃のテクニックを利用してうまく不意を突いて叩き込むことができれば非常に強力です。
リーチの長い攻撃モーションを持っているサーヴァントやシューター系サーヴァントは、チャンスがあればぜひ使いこなしたいテクニックです。
また、本テクニックの活用パターンとして、本来あまりよくないとされるターゲット被せ(同じ敵を複数の味方が狙うことで特定の敵をフリーにさせてしまう)に対して、味方が攻撃されているのをカットしつつ別の敵の宝具を妨害するといったことが現実的となり、各プレイヤーの立ち位置を把握した上でうまく使いこなすことができれば非常に有効な戦法となります。
特に、単体宝具持ちのサーヴァントをケアする際に有効で、単体宝具は対象にかなり近づかないと当てられないので、攻撃されている味方を助けるために敵の攻撃を横からカットしつつ、フリーになっていると思い込んで単体宝具を当てようと近づいてきた別の敵サーヴァントにもターゲット変更攻撃でしっかりフォローすることができます。
シューター系サーヴァントであれば、範囲宝具を狙おうとしているやや離れた敵に対してもターゲット変更攻撃によるカットが狙えるため、狙える状況はさらに増えると思います。
ターゲット変更攻撃の具体的な操作ですが、Aを攻撃中に画面右端の別の敵BのHPバーをクリックしてターゲット変更を行い、カメラがBに向いたのを確認してから回避狩りの要領で回避を挟んで後続の攻撃を出すという感じです。
回避狩りの延長にあるテクニックなので、やはりアタックボタンの入力回数は必要最低限にとどめることが重要と言えます。
近接系サーヴァントで本テクニックを使うにはやや限界がありますが、シューター系サーヴァントであれば遠距離に届く射撃属性攻撃のおかげでターゲット変更攻撃を狙えるポイントはかなり多いと思うので、ぜひ有効活用してみてください。
総評
FGOACは他のゲームと比較してかなり操作系統がシンプルで、初心者にも気軽にプレイできるよう配慮されていますが、シンプルな操作の中でも重要な応用テクニックが数多く存在します。
今回の記事を参考に、普段の1人プレイの時から意識して応用テクニックを練習し、全国対戦GWできちんと使いこなせるようにしていただきたいと思います。
続きの記事はこちらから↓
Fate/Grand Order Arcade(FGOアーケード/FGOAC)の一番おもしろいところだと個人的に思う全国対戦「グレイルウォー(GW)」 FGOACでは最大30枚のデッキを使用してゲームをプレイすることにな …
最後までお読みいただきありがとうございます!
大変勉強になりました、ありがとうございます。