Fate/Grand Order Arcade(FGOアーケード/FGOAC)の一番おもしろいところだと個人的に思う全国対戦「グレイルウォー(GW)」

FGOACの操作は一般的なゲームと比較してかなりシンプルで覚えることは少ないので、初心者でも直感的にプレイすることが可能ですが、全国対戦GWにおいて勝敗に大きく影響するような重要な要素がいくつかあります。

今回はFGOACの全国対戦GWに向けて、基本操作について丁寧に解説していきます。

なお、以前の記事でFGOACプレイヤーの有志の方が作成した初心者向けマニュアル(ダウンロードはこちら)をご紹介させていただきましたが、本記事ではこちらのマニュアルにしたがって解説を行っていきます。

また、前回のFGO全国対戦に向けた準備2についての記事はこちらからどうぞ↓

基本操作

左手でスティック、ターゲットボタンおよびダッシュボタンを操作し、右手でアタックボタンおよび宝具ボタンを操作します。
用意されている操作系統はこれだけで、他ゲームと比較してもかなりシンプルとなっていますが、全国対戦GWに向けてどれもきちんと把握すべきものとなっているので、順番に解説していきます。

ターゲット切り替えおよびターゲットロック

ターゲットボタンを使います。
左手の人差し指で操作するのが一般的かと思います。

全国対戦GWは3vs3形式のチーム戦となっており、相手チームの3体の内どの敵をターゲットする(狙う)かは立ち回りの上で非常に重要な要素となってきます。
ターゲット切り替えの方法は2つあります。

1つはターゲットボタンを短く押す方法で、押すごとに上から順番にターゲットが切り替わります。

もう1つは敵自体、画面右端の各敵のHPバーあたり、マップ上を動く敵のアイコンをクリックすることでも該当の敵にターゲットが切り替わります。

一般的にはターゲットボタンを押すか、画面右端の各敵のHPバーあたりをクリックする方法が主流です。

ターゲットボタンを短く押す方法は操作ミスが少ないというメリットがありますが、上から順番にターゲットが切り替わる仕様上目標の敵を瞬時にターゲットできないことがあること、後述するターゲットロックを併用するのがややめんどくさいといった弱点があります。

一方、画面右端の各敵のHPバーあたりをクリックする方法は目標の敵を瞬時にターゲットでき、後述するターゲットロックと併用しやすいというメリットがありますが、操作ミスやHPバーに他の敵自体が重なっている時などに目的とは違う敵をターゲットしてしまうことが起こりやすいという弱点があります。

そして、戦闘中は基本的にターゲットロックで目的の敵にカメラをロックした状態で戦うのが基本となります。
そのため、基本的にターゲットボタンは押したままにしておく癖をつけてください。

このとき、前述のターゲット切り替えとの併用を考えた時、ターゲットボタンを短く押してターゲット切り替えを行いつつターゲットロックをしようとすると、ターゲットボタンを押す→押しっぱなし→押す→押しっぱなし・・・というややめんどくさい操作となってしまいますが、画面右端の各敵のHPバーあたりをクリックする方法であれば、ターゲットボタンを常に押しっぱなしにしてターゲットロックしながらターゲット切り替えをスムーズに行えます

※設定でターゲットボタンを押していない時に自動でターゲットロックし、押しっぱなしのときにターゲットロックをはずすという仕様に変更することが可能ですが、稼働初期ではこの設定変更がなかったため、あくまで稼働初期での操作を基準に解説しています。各自操作のやりやすい方法をご選択いただければと思います。

移動およびダッシュ

スティックおよびダッシュボタンを操作します。
親指でスティック、中指でダッシュボタンを操作するのが一般的かと思います。

スティックを倒して移動している時にダッシュボタンを押せばその瞬間からダッシュを開始し、ダッシュボタンを離したタイミングでダッシュをやめてブレーキングが起こり、再び通常移動に変わります。

ダッシュは時間に応じて魔力ゲージを消費しますが、現行のREVISION 27のバージョンでダッシュ開始時の魔力消費量が0になったので、ダッシュ→魔力消費が始まる直前にダッシュをやめるということを繰り返すことで、魔力を温存しつつ素早く移動ができる、通称ダッシュキャンセルというテクニックが確立されています。
ダッシュ開始から魔力消費が始まるまでの時間はサーヴァントのクラスによって変わってきますので、何度もプレイしてそのタイミングを把握していただきたいと思います。

ガード

全国対戦GWにおいて最重要といってもいい操作です。

初心者によくありがちなのが、適当に攻撃を仕掛けてそれを回避され、焦って後述の回避をむやみに使ったもののそれも読まれてしまい、カウンターでダメージをもらって一気に撃破されてしまうというパターンです。

このゲームはシューター系などのコマンドカードのリロードに時間がかかるサーヴァントを除き、よっぽどのことがないかぎり1コンボをすべてもらうことは稀で途中からガードが間に合います
そのため、むやみに回避を使って攻撃をしのぐよりもまずは徹底的にガードをすることを覚えることが重要です。

さて、肝心のガードの操作方法なのですが、このゲームではなんとアタックボタンと連動しており、ゲーム開始時のチュートリアルにもあったように敵からの攻撃タイミングに合わせてアタックボタンを押すという難しい操作を要求され、続く攻撃もボタン連打でガードするよう画面にメッセージが出ます。

これが完全に罠なんですね(笑)

ガードの最も一般的かつ安定した操作方法は、スティックを倒さずにアタックボタンを押したままにして動かないというものです。

この方法は非常に優秀で、たとえば敵から不意に攻撃をもらったとしても落ち着いてスティックから指を離し、アタックボタンを押しっぱなしにすれば途中からガードが間に合います。
その際、原則ボタン連打をする必要はありません。
よく棒立ちガードなんて言葉が出てきますが、それぐらい防御手段として強力だということです。

しかし、できることなら相手の攻撃の初段からガードしたいものです。
この場合は、本来の方法の通り敵の初段の攻撃に合わせてこちらも初段の攻撃を出してガードを行い、以降スティックを倒さずにアタックボタンを押しっぱなしにする方法や、あらかじめアタックボタンを押しっぱなしにした上で移動し、逃げ切れないと判断した時点で敵の初段の攻撃に合わせてスティックを指から離し、移動を止めてガードをする方法が一般的かと思います。
後者の方法については、最初から手を出さずにガードすると割り切ってアタックボタンを押しっぱなしにして一切移動せずに棒立ちすれば、そのガードを崩す手段(宝具や行動不能系スキル)がないかぎりすぐに撃破されることは絶対ありません。

ただし注意しておきたいのは、ガードが起こる条件は敵の攻撃に自分の1枚目のカードの攻撃がかち合うということなので、初段をからぶったり回避されたときはガードできなくなってかなり不利である点は覚えておいてください。

回避

全国対戦GWにおいて非常に重要な要素です。
この回避という要素が全国対戦GWの戦略性を深くしており、さまざまな読み合いが発生するようになります。

操作方法は、スティックを左右いずれかの回避したい方向に倒した状態でダッシュボタンを短く押すというもので、発動中は無敵となって敵の攻撃をかわすことができますが、使用には魔力を一定量消費し、原則2回連続で回避を行うことはできません。

回避中はあらゆる攻撃に対して強いのですが、回避の終わり際には少し硬直があり、そこに攻撃を重ねられると攻撃が確定してしまいます

回避にまつわる魔力消費と読み合いについては別の記事にて改めて解説しますので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。

攻撃

攻撃は配られたコマンドカードのうち任意のものを3枚選択し、アタックボタンを押すことで選んだコマンドカードの順番通りに攻撃を繰り出すことができます。
なお、コマンドカードをあらかじめ選択しなかった場合は、一番左のカードから順番に1、2、3枚目が選ばれます。

ライトユーザーと思われるプレイヤーさんがアタックボタンを一生懸命連打している光景をよく見ますが、このゲームは先行入力が働く仕様となっており、たとえばポンポンと2回連続で押せば2枚目のカードまでの攻撃が出ます。
ボタン連打をしてしまうと、全国対戦GWで重要となる初段止めや2段止めといったテクニックができなくなりますし、ヒット確認で次の攻撃を出すべきか止めるべきかの使い分けもできなくなるので、まずはどのタイミングでボタンを押すと次の攻撃が出るのかを把握するために、目押しで必要最低限の回数分だけボタンを押す練習をしてみてください

なお、攻撃の入力タイミングやバスター/アーツ/クイックの各種コマンドカードの性質等については別の記事にて改めて解説させていただきます。

総評

FGOACは他のゲームと比較してかなり操作系統がシンプルで、初心者にも気軽にプレイできるよう配慮されていますが、シンプルな操作の中でも意外と知られていないことがあります。
今回の記事を参考に、基本操作について改めてしっかりと把握していただきたいと思います。

続きの記事はこちらから↓

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