【原神大学】２．推しキャラ最強育成への道　～聖遺物に関する基礎知識をしっかりおさえる～

こんにちは、ハジです。

みなさん原神やってますかー

自分はこれまでいわゆるソシャゲというジャンルには一切手を出してこなかったのですが、やっぱり興味自体はありまして、流行りのジャンルをいつかはプレイしてみたいなと思っていたんですね。

そんなときに何かと話題性のあった原神を周りの知人に勧められてリリース当初からプレイしており、現在も変わらず毎日コツコツプレイを続けていき・・・

原神539日目にしてついに冒険ランク60（カンスト）に到達しました！

さて、原神の楽しみの１つといえばずばりキャラの育成！

自分のお気に入りの推しキャラに愛情を注ぎ、もっと強く育てたいと願う気持ちは誰しもが持っていると思います。

しかし、原神のキャラ育成は他のゲームと比較してもかなり複雑で、普通にプレイしても気づきにくい要素がたくさんあり、これだけプレイ人口の多いゲームにもかかわらずそれらを体系的に説明したり根拠を出しているサイトは少なく、なかなか一般プレイヤーに浸透していない感があります。

そこで、本シリーズ「原神大学」では原神における最強育成をテーマに、最終的に自分の力で迷わずに育成を進められるよう、先人のありがたい計算および検証を引用しながら、情報を体系的にまとめてわかりやすく簡単にみなさまにお伝えしていきます！

今回はキャラクターの強化に欠かせない聖遺物の基礎知識についてのお話です。

※本シリーズにおける最強育成とは、主にアタッカー目線で数学的なダメージ期待値を最大にするための育成です。

なお、前回の内容は以下の記事をご覧くださいませ↓

聖遺物とは

キャラクターを強化できる装備品で、武器とは別に装備することができます。

主な入手先は、強敵やボスの討伐報酬、秘境のクリア報酬となります。

なお、聖遺物には全部で５つのカテゴリーが存在し、花／羽／砂（時計）／杯／冠の５つのカテゴリーからそれぞれ１つずつ、最大で５個装備することが可能となっています。

また、それぞれの聖遺物は特定のセットに属しており、一部例外を除いて計５つで１セットになります。

聖遺物はそれぞれセットに属している。例えば「剣闘士のフィナーレ」のセットは、

花	羽	砂	杯	冠
剣闘士の未練	剣闘士の帰着	剣闘士の希望	剣闘士の酩酊	剣闘士の凱旋

といった風に、基本的には各部位に1つずつ聖遺物が存在し、計5つでセットとなっている。(中には冠しか存在しないものもある)

出典：原神 Wiki 聖遺物

聖遺物の効果

聖遺物を装備することで、キャラクターにステータスアップをもたらし、さらに特殊な能力を付与することもできます。

聖遺物にはそれぞれメインOPとサブOPの２つが存在します。

聖遺物を装備させると、メインOPおよびサブOPに書かれてあるパラメータをキャラに付与してくれるというわけです。

また、前述の通り聖遺物はそれぞれ特定のセット効果に属しており、条件を満たすことでさらに追加で特殊な効果を付与することができます。

このように、「剣闘士のフィナーレ」セットに対応した聖遺物を２セット、もしくは４セット装備させることができれば、それぞれに対応した効果を追加で受けることができるというわけです。

聖遺物のレアリティ

聖遺物には星１～星５のレアリティの概念が存在し、一般的に高レアリティの聖遺物ほど効果が大きくなります。

レアリティはそれぞれ以下の項目に影響を及ぼします。

レベル上限

レアリティによって聖遺物のレベル上限が異なり、最高レアリティの星５聖遺物のみレベル20まで強化することができます。

最強育成を目指すのであれば、基本的には５か所すべてに星５聖遺物を装備させることになります。

初期サブOP数と強化回数

レアリティによって初期サブOP数が異なり、最高レアリティの星５聖遺物であれば初期サブOP数が３～４個となります。

また、聖遺物のレベルを上げていく際に４の倍数に到達した段階で、「新たなサブOPが追加されるか、どれか１つのサブOPが強化される」というボーナスが入ります。

ここで、すべての聖遺物のサブOP数は最大で４個までとなっており、サブOPが４個に到達していない場合は必ず新たなサブOPが追加され、サブOPが４個の時のみどれか１つのサブOPが強化されるという法則があります。

よって、最高レアリティの星５聖遺物はレベル20まで強化できるので、４の倍数到達時のボーナスを最大５回（４→８→12→16→20）受けられることになります。

また、星５聖遺物の初期サブOP数は３～４個なので、初期サブOP４個であればボーナス５回分をすべてサブOP強化に割り当てることができ、初期サブOP３個であってもサブOP１個追加+サブOP４回強化となります。

このことから、最強育成を目指すのであれば星５聖遺物を選択する方が断然有利となり、とりわけ初期サブOP４個の星５聖遺物は最大限サブOP強化を受けられるということになります。

ただし、初期サブOP４個の星５聖遺物の入手確率はかなり低く、非常に貴重なものとなっています。

OP効果の大きさ

レアリティによってOP効果の大きさおよび伸び幅が異なり、最高レアリティの星５聖遺物が同じ効果のOPでも最も数値が大きく、また伸び幅も大きくなります。

出典：ツイッター（@rooly_genshin）

このことから、最強育成を目指すのであればやはり５か所すべてに星５聖遺物を装備させる方が有利となります。

なお、メインOPは固定値となっていますが、サブOPについては星５聖遺物の場合メインOPのおおよそ1/10となっているものの、低～最高の４種類の数値からランダムに選ばれます。

前述の「レベルが４の倍数時の聖遺物強化ボーナス」でサブOPが強化される際は、改めて４種類の数値からランダムで選ばれて加算される仕組みとなっています。

聖遺物のOP効果一覧

聖遺物に付与されるOP効果は完全ランダムではなく、５つのカテゴリーごとに選択される候補があらかじめ決まっています。

メインOPおよびサブOPの候補を見ると、攻撃力は羽のメインOPが必ず攻撃力（星５聖遺物なら311）であり、砂／杯／冠のいずれのメインOPにも攻撃力％が候補に存在します。

そのため、攻撃力は全体的に伸ばしやすいステータスであると言えます。

一方、ダメージバフは杯のメインOPのみでしか伸ばせず、サブOPには一切候補が存在しませんので、ダメージバフを伸ばす手段は非常に限られています。

最強育成を目指す上で攻撃×会心系×ダメージバフをバランスよく伸ばすことを考えた場合、杯のメインOPはほとんどのケースでダメージバフを選択することが有利となります。

また、会心系はメインOPで見た場合に冠でしか伸ばせず、攻撃力と比べればやや伸ばしにくいステータスとなっています。

攻撃×会心系×ダメージバフをバランスよく伸ばすことを考えるなら、やはり冠のメインOPは会心系を選択するのが基本となります。

以上より、最強育成を見据えたメインOPのセオリーとしては「砂：攻撃力％／杯：ダメージバフ／冠：会心系」を選択することになります。

なお、サブOPの候補にはメインOPと同じ効果が選ばれないという点にも注意が必要です。

聖遺物のセット効果の優先度

聖遺物はそれぞれ特定のセット効果に属しており、条件を満たすことでさらに追加で特殊な効果を付与することができます。

ただし、前述の通り聖遺物のOP効果一覧を見た場合、最強を目指して確実にキャラを強化するのであれば、砂：攻撃力％／杯：ダメージバフ／冠：会心系を選択することがセオリーとなります。

聖遺物のセット効果はどれも有用であり、とりわけ４セット効果はユニークかつ非常に強力な効果をもたらしてくれますが、目当てのメインOPがついたものを採用しながらさらにセット効果を組むというのはかなり難しくなります。

そのため、効率よくキャラ育成を行うのであれば、聖遺物のセット効果を組むよりもまずは聖遺物のメインOP効果を優先的に考え、特にダメージバフについては伸ばす手段が極端に限られているので、杯にはダメージバフを最優先で選択してあげる方がよいです。

結局どの聖遺物をつければいいの？

これまでの話を踏まえた上で、じゃあ結局どの聖遺物をつければ最強なのかという話をするには実はまだまだ材料が足りません。

実際には、攻撃×会心系×ダメージバフの３要素の乗算バランスを考えた上で状況に応じた対応が必要になるからです。

ただ１つ言えることは、「より優秀な聖遺物を求めて吟味する聖遺物厳選は、目当てのセット効果をもつ特定の星５聖遺物が自由に手に入るようになった段階でスタートすればよい」ということです。

星４以下の聖遺物であれば、一部例外をのぞいてそもそも効果面で星５聖遺物を超えることは不可能です。

今回は聖遺物の基礎知識と大まかな選び方を把握していただければひとまずOKです！

今回のまとめ

聖遺物には全部で５つのカテゴリーが存在し、花／羽／砂（時計）／杯／冠の５つのカテゴリーからそれぞれ１つずつ、最大で５個装備することが可能。

聖遺物にはメインOPとサブOPおよびセット効果が備わっており、キャラクターの能力を上昇させる。

聖遺物にはレアリティが存在し、レベル上限／初期サブOP数と強化回数／OP効果の大きさに影響を及ぼす。

最高レアリティである星５聖遺物はレベル20まで強化でき、初期サブOP数は３～４個、OP効果も大きくなる。

聖遺物のレベルを上げていく際に４の倍数に到達した段階で、「新たなサブOPが追加されるか、どれか１つのサブOPが強化される」というボーナスが入る。

サブOPが４個に到達していない場合は必ず新たなサブOPが追加され、サブOPが４個の時のみどれか１つのサブOPが強化されるという法則がある。

聖遺物に付与されるOP効果は完全ランダムではなく、５つのカテゴリーごとに選択される候補があらかじめ決まっており、メインOPのセオリーとしては「砂：攻撃力％／杯：ダメージバフ／冠：会心系」を選択することが有利になりやすい。

より優秀な聖遺物を求めて吟味する聖遺物厳選は、目当てのセット効果をもつ特定の星５聖遺物が自由に手に入るようになった段階でスタートすればよい。

次回は、原神において最重要内容である「会心補正と理想比率について」のお話になります。

第３回目の内容はこちらから↓

最後までお読みいただきありがとうございます。